韓国と人種問題をめぐっては、2012年に大手テレビ局MBCで放映されたコントで、顔を黒く塗り、唇を強調する「黒人」風メイクの出演者が登場し、ネットを通じて国際的な批判を浴びたことがある。この10月には米国で、韓国人店員が黒人上司に「ニガー」という呼称を使い解雇されたことが訴訟にまで発展したと報じられ、話題となった。逆に韓国内では、K-POPグループ「少女時代」がYouTubeで「ビデオ・オブ・ザ・イヤー」賞を受賞したことに、海外ユーザーから「人種差別」的なコメントが相次いで寄せられているとして、韓国メディアが憂慮を表明する事態も起こっている。
社会・政治
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問題となった「THIS AFRICA」の広告(ワシントン・ポストウェブ版より) |