台湾プロ野球、一軍選手の平均年俸が約375万円

【芸能スポーツ】 2012/03/08 12:19

(台北 8日 中央社)台湾プロ野球で一軍試合の出場資格を持つ選手(外国人選手を含まない)の2012年平均年俸が136万2000台湾ドル(約375万円)に達することが、4球団の統計で分かった。

球団別では、昨年の年間王者、統一セブンイレブンライオンズが170万400台湾ドル(約470万円)でトップ。それにラミゴ・モンキーズの141万6000台湾ドル(約390万円)、興農ブルズの120万8400台湾ドル(約333万円)、兄弟エレファンツの113万2800台湾ドル(約312万円)が続いている。

選手別では、年俸上位3人が、5度の首位打者に輝くエレファンツの彭政閔内野手(写真左、約1820万円)、ライオンズのエース、潘威倫投手(写真中央、約1785万円)、元大リーガーとして知られるモンキーズの陳金鋒外野手(写真右、約1650万円)。

今月17日に23年目のシーズンがスタートする台湾プロ野球だが、選手の待遇が日米のそれに遠く及ばないのが現状だ。2011年の関連調査によると、日本プロ野球選手の平均年俸は3931万円(日本プロ野球選手会発表)、メジャー選手は330万米ドル(当時のレートで約2億8000万円、AP通信の報道)となっている。

なお、台湾では年俸より月給の発表が一般的なことを踏まえて、本記事では各球団が明らかにした平均月給に12を掛けて得た金額を採用した。