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経済
「大変、重く受け止める」 花王の沢田社長、大阪で白斑問題について語る
2013.11.8 19:25
花王の沢田道隆社長は8日、大阪市中央区のホテルニューオータニ大阪で記者会見し、子会社のカネボウ化粧品の美白化粧品で肌がまだらに白くなる「白斑(はくはん)」の被害が相次いだことを受け「大変、重く受けとめている」と改めて陳謝した。同時に、再発防止策として掲げている花王がカネボウの研究、生産部門を運営する計画などを説明した。
沢田社長は、白斑問題について「発症者が1万人以上にのぼった事態を重く受け止める」とした上で「今後も個別訪問などで被害状況を確認し、一日も早く発症された方々の支援を行いたい」と述べた。
また、花王が主導する再発防止策として、来年1月にカネボウの研究所と生産拠点を、花王が一体運営する体制を整備することを改めて説明。沢田社長は「今後は両社の販売部門の情報共有も強化していく」と強調した。
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