さてかつて防衛省記者会見で不愉快な思いをしたことを書きました。 記者会見後に記者クラブ会員の記者から、個人的な質問をするとなと罵倒され、その真意 を訪ねると彼は「独り言だ」とうそぶきました。そして所属と氏名を尋ねると脱兎のごとく逃げていきました。 防衛省記者クラブの匿名で罵声を浴びせる残念な記者(画像あり) http://kiyotani.at.webry.info/201310/article_7.html この人物の正体は「皆様のNHK」 の政治部、鈴木徹也(てつなり)記者でした。 詳細はウェブニュースサイト、Japan In-Depthに寄稿しております。 『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在@ http://japan-indepth.jp/?p=1131 『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在A http://japan-indepth.jp/?p=1135 ぼくのような古狸ならともかく、新人の記者が「皆様の大NHK」の記者様からこのような「いじめ」を受ければ、それは防衛記者クラブからの「圧力」だと思い、萎縮して質問ができなくなるかも知れません。これはNHKによる圧力、取材妨害です。 当初ぼくは、彼が真摯な反省文を書いてきたら許そうと思っていました。 彼はブログが公開されると、執拗にぼくの事務所に電話してきました。またウチのスタッフからぼくの携帯番号を聞き出しました。スタッフは取材だと思ったから番号を教えたのですが、彼は番号を聞いたあとに「この番号で非通知でかけれますかね?」と尋ねました。 テメエは人の携帯の番号を聞いておいて、非通知でかけようというわけです。 しかも会わないといっているにもかかわらず、何度も事務所に押しかけてきました。面会の強要は迷惑行為なんですがねえ。しかもそのとき自分の名刺のコピーをおいて行きました。 そこには名刺に書かれていた携帯番号やメールアドレスが削除されていました。 釈明をしたいと言いながら、オマエは喧嘩売っているのか、てな感じです。 ですが、その後一度(仕方なく)彼と会って、上記のような約束をしたわけです。これだけ不愉快な思いをしたのにです。随分丸くなったなぁ、と自分で自分を褒めてやりたい気分でした。 ところが鈴木記者がよこした手紙はまたもやぼくの質問は個人的だと述べ、自分の発言が「誤解」を招いたなら誤るというもので、まったくの自己正当化であり、詫び状になっていないものでした。 ですからぼくは上記のような記事を書いたわけです。またNHKに抗議を入れ、広報を通じて報道局の見解をしりたいと話したました。NHKには広報の連絡先を公開していなかったので、視聴者からのクレームを担当する係に電話を入れたところ、彼らは広報に話をつなぎませんでした。不思議な組織です。 記事が掲載された翌日、またもや鈴木記者から手紙がありましたが、同じような文言でした。 で、本日NHKの視聴者なんちゃら係のヤマモトとなのる人物から携帯に二回も電話がかかってきました。2回目の手紙は鈴木記者が上司と相談して出したもので、これで許せと。 文書で回答て欲しいったにもかかわらず、「証拠」が残らないようにとの配慮のためか、携帯に連絡してきたわけです。まさに、組織はこういうことをやるから、大臣に何故防衛省は文書で回答を欲しいといっても口頭ですますのか、と質問したわけです。 まあ、鈴木記者に言わせれば、それが「個人的」な質問というのでしょうけど。 「皆様のNHK」は報道局の記者の暴言、取材妨害という言論弾圧、取材妨害が「有働アナの脇の下の汗シミが見苦しいとかの」視聴者からのクレームと同じだというわけです。 これはNHKによる「同業他社」に対する罵倒であり、取材妨害、言論弾圧です。これが有働アナの脇の下の汗のシミと同じ扱いで宜しいのでしょうか。 あくまで本人の問題に矮小化し、幕を引きたいのがミエミエです。 さすが「皆様のNHK」です。 で、ヤマモト氏はNHKとしての見解ですというわけです。あんたの管轄じゃないでしょう。この問題。 「皆様のNHK」は良く不祥事を起こしますが、会長のスキャンダルやら裏金スキャンダルでの記者会見も行わず、「NHKの集金のおっちゃん」が一言謝ればNHKは謝ったというのでしょうか。 ぼくは報道局、あるいは広報を通じての報道局の見解をファックスで、文書にてほしいと要求しました。 「皆様のNHK」には「誠意」という言葉はなないようです。事実の隠蔽には熱心なようです。これじゃ受信料の集金を拒否されるのもむべなるかな、ですね。 新しいウェブニュースサイト、NEXT MADIA Japan In-Depthに寄稿しております。 『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在@ http://japan-indepth.jp/?p=1131 『記者クラブ』というシステム〜防衛省大臣記者会見後で非記者クラブ会員に圧力をかけるNHK記者の存在A http://japan-indepth.jp/?p=1135 近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だ@ http://japan-indepth.jp/?p=1068 近代オリンピックは欧米の歴史コンプレックスが源流だA http://japan-indepth.jp/?p=1090 自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?@ http://japan-indepth.jp/?p=979 自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?A http://japan-indepth.jp/?p=994 自衛隊の情報源はウィキペディアや2ちゃんねる?B http://japan-indepth.jp/?p=1011 “報道ヘリ”が象徴する大手メディアの問題点〜災害救助の弊害と匿名の無責任体制@ http://japan-indepth.jp/?p=941 “報道ヘリ”が象徴する大手メディアの問題点〜災害救助の弊害と匿名の無責任体制A http://japan-indepth.jp/?p=950 大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違い@|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(3) http://japan-indepth.jp/?p=900 大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違いA|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(4) http://japan-indepth.jp/?p=906 大手新聞も混同「武器輸出三原則」と「武器輸出三原則等」の大きな違いB|[連載]清谷信一「自衛隊の常識は軍隊の非常識」(5) http://japan-indepth.jp/?p=909 陸自の新兵器、機動戦闘車は無用の長物 http://japan-indepth.jp/?p=755 朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しています。 機動戦闘車は必要か(上)――島嶼防衛にもゲリラ・コマンドウ対処にも不向き http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013103100010.html?iref=webronza 機動戦闘車は必要か(中)――脆弱な防御力 http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110100004.html?iref=webronza 機動戦闘車は必要か(下)――高いコスト http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013110700008.html 陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(上)――不足する情報収集 http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102300007.html?iref=webronza 陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(中)――参考になる英海兵隊 http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102400005.html?iref=webronza 陸自の「水陸両用部隊」は米海兵隊の劣化コピーでいいのか(下)――自衛隊はプロ集団の英海兵隊に学べ http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2013102500005.html?iref=webronza |
<< 前記事(2013/11/05) | ブログのトップへ | 後記事(2013/11/09) >> |
タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
---|
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|---|
「ハケンの品格」や「ドクターX」の脚本を書いた中園ミホ氏は、ぜひ次回作に記者クラブを舞台にした脚本を書いて欲しい。 |
ひゃっはー 2013/11/08 14:43 |
お疲れ様です! |
unimaro 2013/11/08 18:59 |
NHKの受信料問題ですが、最近高裁でも敗訴とていますよね。産地偽造など、どうでもいいような問題は大騒ぎするくせに、この問題は皆黙り込んでいますよね。不思議でなりません。何か既得権益でもあるんですかね。 |
関係ない話だけど。 2013/11/08 19:33 |
ジャパン・デビュー台湾編で取材を受けた親日の台湾人がNHKによって反日であるかのように捏造された事が裁判沙汰になってもNHKは謝罪もせず、検証番組も作りませんでした。 |
山チン 2013/11/09 00:46 |
<< 前記事(2013/11/05) | ブログのトップへ | 後記事(2013/11/09) >> |