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東証が「夜間市場」開設を検討11月9日 11時29分
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東京証券取引所は、夜の時間帯に株式の売買ができる「夜間取引市場」について、早ければ来年秋の開設を目指して検討を進めることになり、今月から国内外の投資家の意向を調べる聞き取り調査を始めることが明らかになりました。
関係者によりますと、東京証券取引所は現在、午前9時から午後3時までとなっている株式の売買時間を拡大し、新たに「夜間取引市場」を開設する検討に入りました。
夜間市場では取引を一部の銘柄に限定し、取引時間を午後7時から午後11時半までとする案などが検討されており、早ければ来年秋の取り引き開始を目指すことにしています。
東証は夜間市場を開設することで、夜間に自宅からインターネットを通じて取り引きする個人投資家や、時差のある外国の投資家を幅広く呼び込んで、東京市場を活性化するねらいがあるものとみられます。
ただ、売買を取り次ぐ証券会社の側には、専用の人員の配置が必要となりコストがかかるなどとして、夜間市場の開設に慎重な意見もあります。
このため東証は、今月から証券会社の協力も得て、国内の個人投資家や海外のヘッジファンドなどを対象に聞き取り調査を行い、夜間市場の開設について今年度中にも判断することにしています。
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