互いに勝利宣言の山中(右)とゲバラ=東京・九段下のホテルグランドパレスで(竹下陽二撮影)
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WBC世界バンタム級タイトルマッチの調印式が8日、東京都内であり、5度目の防衛戦に臨む山中慎介(31)=帝拳、挑戦者の同級8位アルベルト・ゲバラ(23)=メキシコ=とも必勝を誓った。
「気合が入っている。完璧に仕上がった。期待していてください」と山中。初防衛戦から4戦続けて自身と同じサウスポーとの対戦が続いてきたが、今回はオーソドックス(右構え)が相手。「右構え相手とのスパーリングを続けてきて、最初は違和感があったけれど、もう慣れた。問題ありません」とキッパリ。
ゲバラは防御に優れ、ダウンが過去に1度しかない難攻不落の相手だが「動き回るだろうが、徐々に追い詰めていく。感覚で戦うだけ」。“神の左”さく裂に自信を見せた。 (竹下陽二)
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