中日・落合博満GM(59)のコストカットが止まらない。8日は、山井が野球協約の減額制限(1億円以下は25%)いっぱいとなる2000万円減の年俸6000万円でサインした。今季は途中から先発を務め5勝6敗、防御率4・15。6月にはノーヒットノーランを達成したが「今回の査定には関係がなかった」と“オレ流”の厳しさをかみしめた。
チーム関係者は“オレ流査定”を大歓迎。「今までが甘すぎたんだよ。やった時は給料をどーんと上げて、やらない時はあまり下げない優しい球団だった。あのころはお金があったからそれでも良かったけどね。今はそうはいかない。それにファンも喜んでいる声が多い。『あれだけ負けたんだから当然だ』って。今季不調だったフラストレーションの解消にもなっているみたい」と落合GMの鬼査定は思わぬ効果も呼んでいる。
その一方で「あれはやりすぎたんじゃないか」という声が上がっているのが、ドラフト1位ルーキーの福谷浩司投手(22)の契約だ。中継ぎで9試合を投げ、0勝1敗3ホールドの福谷は1500万円から減額制限いっぱいの25%減の1125万円とバッサリ。これに「ドラフト1位が減額制限いっぱいなんて聞いたことがない。普通ならどれだけ悪くても10%程度でしょう。『ああいうことをする球団』だと思われたら今後のスカウト活動に影響が出かねない」と心配するのだ。
ドラフト1位選手は初年度の成績は悪くても大目に見るのが、これまでのパターン。同じ大卒でドラフト1位の大野はルーキーイヤーの2011年わずか1試合で0勝1敗、防御率13・00の成績ながら年俸は1500万円から10%ダウンの1350万円で収まっている。しかし、今回はそうした“温情”を一切排除したことでアマ球界が反発するのではないか、というわけ。
来年からスカウト登録をして自ら新人発掘に乗り出す落合GM。厳しすぎる契約更改が思わぬ障害とならなければいいのだが…。(金額は推定)
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