猪木の「闘魂外交」止められない?
2013年11月09日 11時00分
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野党議員は「議運は『書類の不備』ということで申請を却下しているが、猪木氏の提出した書類は形式上はそろっていたようだ。じゃあ何がいけなかったかといえば、渡航先が北朝鮮だから。でも、北朝鮮は渡航自粛なだけで、禁止じゃない。ということは議運は政治判断で却下したということ。政治判断をしたくせに処分というのは変だろう」と指摘。つまり、猪木氏はルールを破ったが、議運もルールを都合よく解釈したじゃないかというわけだ。
維新関係者は「そもそも渡航申請をしたのが自民党議員だったらどうだったろうか。申請は却下されていなかった可能性もある」と“猪木だからやられた”との見方だ。
同委員会のいう「書類の不備」は猪木氏からすればスキだらけ。猪木氏は再訪朝について、「北朝鮮に行くのが駄目とは言われていない。そう言ってくれればいいけど。『書類の不備』ということだったから。北朝鮮だけでなく、どこだろうとそれ(外交)が私の政治活動する場所なんで」と闘魂外交は続行すると宣言した。
今回、議運が「書類の不備」として渡航NGにしたということは、書類がそろっていれば国会中に北朝鮮に行ってもいいと受け取られても仕方がない。猪木氏の再訪朝は止められなさそうだ。
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