2年契約が切れ、去就が注目されていた阪神のマット・マートン外野手(32)が来季も残留することが8日、明らかになった。
引退した赤星の穴を埋めるため2010年に来日したマートンは、開幕直後から安打を量産し、1年目でいきなりシーズン最多安打の日本記録を樹立した(214本)。翌年は本塁打増のため改造した打法になじまず、春先は低迷するも、フォームが定まると復調し、2年連続リーグ最多安打(180本)。3年目は攻守に加えて精神的にも安定感を欠き「ノウミサン、キライ」という問題発言も。今季は終盤まで4番に定着。来日後自身最多となる19本塁打を記録し、3度目のリーグ最多安打に輝いた(178本)。
(紙面から)