北日本などであすから冷え込み強まる

11月8日 19時27分

強い寒気の影響で、９日は北日本や東日本の内陸を中心に冷え込みが強まる見込みです。
一方、１０日の日曜日には急速に発達する低気圧と前線の影響で、北日本から西日本の広い範囲で荒れた天気になるおそれがあり、気象庁は地元の気象台が発表する情報に注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、８日は北日本を中心に冬型の気圧配置が強まり、強い寒気の影響で北海道では札幌市や稚内市などで初雪を観測しました。
上空の寒気は次第に南下し、９日は北日本や東日本の内陸を中心に冷え込みが強まる見込みです。
９日の朝の最低気温は、北海道帯広市で氷点下５度、盛岡市で氷点下１度、札幌市で１度、長野市で３度、金沢市で６度、東京の都心で１１度などと、平年並みか平年に比べ１度から５度低くなると予想されています。
９日の日中は全国的に晴れるところが多い見込みですが、１０日の日曜日は急速に発達する低気圧と前線の影響で、朝から全国的に風が強まり、北日本と北陸では非常に強い風が吹くおそれがあります。
さらに、北日本から西日本にかけての広い範囲で、大気の状態が不安定になって局地的に雷や突風を伴った激しい雨が降るおそれがあり、北海道では吹雪になるところがある見込みです。
気象庁は地元の気象台が発表する情報に注意するよう呼びかけています。