かたつむりは電子図書館の夢をみるか このページをアンテナに追加

2008-08-14

[][] 国立国会図書館が閲覧制限かけたという資料が閲覧できる図書館を意地になって探してみた


国立国会図書館が、1990年から閲覧可能だった「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」なる資料を、法務省からの依頼を受け今年6月に閲覧禁止にした上でNDL-OPAC*1からもデータを削除したと報道され、波紋を起こしています。



米兵の起こした事件についての裁判権の放棄についての日米密約に関する資料について、しかもよりによって政府からの依頼を受けての閲覧禁止措置と言うことで反対する意見が多いのは当然であり、同時に図書館関係者の中でも図書館の自由との兼ね合いや、公文書管理の面から異議・突っ込みが入りまくっています。

しんぶん赤旗」の報道を信じるとすれば

同資料は「マル秘」指定になっていますが、古書店で販売されていたものを国会図書館が入手し、一九九〇年三月に蔵書として登録しました。

国会図書館の法務省資料/政府圧力で閲覧禁止/米兵犯罪への特権収録(参照:2008-08-14

ということなので、市井で入手してきたものについて政府から依頼を受け禁止措置*2、それも18年以上経ってから、ってどんだけ突っ込みどころ満載なんだと言う話でもあり。

マル秘の資料がなんで古書店にあるねん、とか*3

なんで18年もほったらかしておいて今更・・・とか。


まあそれはいったん置いておいて。

閲覧禁止措置に関する国会図書館側の見解として、webで入手できるものでは以下が一番詳細なようでした(でもソースがわからない・・・冊子?)。

★「検察資料158」利用禁止措置の見解(8月4日)国立国会図書館

平成20年8月4日

国立国会図書館

収集書誌部

<資料名>

合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料〔検察提要 6〕』(検

察資料158)


<利用禁止の経緯および理由>

上記資料について利用禁止措置をとり、NDL-OPAC(資料検索システム)に掲示し

ないこととした。理由は以下のとおり。


  1. 国立国会図書館が収集し所蔵する資料は、国民の文化財として蓄積し、その原状を保存して後世に永く伝えるとともに、これを広く国民に公開し、その利用に供すべきものであるが、プライバシーなどの人権を侵害する資料や著作権侵害の資料など、やむを得ず利用を制限せざるを得ない資料が稀にあり、国立国会図書館資料利用規則に基づいて利用を制限することがある。
  2. これらの資料の利用制限については、恣意的に行わないよう基準を設け、関係部局長をメンバーとする委員会が判断することにしている。
  3. この資料についても、この手続きによって利用制限(禁止)措置を行った。
  4. その理由は、この資料に含まれる情報が、情報公開法により開示請求された場合非公開とするものである(行政機関の保有する情報の公開に関する法律第5条第4号)ので、非公開とする旨の発行者の公的な決定があり、上記委員会において審議し、情報公開法上の不開示情報に当たると判断したものである。
  5. この資料の場合、現時点では発行者の公的な決定と異なる判断を国立国会図書館が下すに足る理由も見出しえなかった。
  6. NDL-OPAC(資料検索システム)に掲示しないこととしたのは、上記情報がその存在自体を明らかにしない情報であるとされている(上記法第8条)ためである。
  7. この制度は、個々の資料に関し、将来的な保存・利用を保障しつつ、資料の返還・廃棄を求める発行者等と利用する者との間に生じる対立を、客観的な基準によって調整しようとするものであり、利用の制限に当たっては謙抑的に運用するよう努めている。
  8. また、社会状況の変化などに応じ、制限を定期的に見直すことにしている。

調査会法情報080812-2 (国会図書館・公文書館) - 調査会法情報 - Yahoo!ブログ(参照:2008-08-14


情報公開法上の不開示情報に当たる」ねー・・・でもだからそれ法務省自らが所有してた資料じゃなくて古書店から買ってきたものなんじゃ・・・いや、「赤旗」の報道についての収集書誌部の見解については明らかじゃないからあれだけど・・・いったん市井に流れてた情報でも、もう1回国会図書館の元に戻ってきたら情報公開法の不開示とか関係するのか??

別に関係しないけど、本来秘密にしておきたかったものだから手元に戻ったなら隠します、ってこと??

よくわからんなー。


まあいったん外に流れたって点は置いておいて、そもそも不開示にすべき情報なのかについては中身を見ないとなんとも判断しづらい。

上の文面を見る限りだと実際には著作権侵害とか人権侵害があるってわけではなく法務省サイドの都合で不開示になったっぽいけど、そうは言っても既に"Nice boat"騒動に鍛えられた僕らのこと。

中身を見ないで「開示しろー!」て言って、後で中身を見て「これはまずいだろJK. むしろなんで今まで公開してた」みたいなことになっても・・・まあないだろうとは思うけどね。


しかしそうなると、「中身を見てみないと中身を見られなくしたことについて妥当かどうか判断できない!」というトートロジーチックな事態になるわけで・・・なんの珍問答だ・・・

と、ここでふと気付いたんだけど。

本当に中身見られないのか?

実際のところ、上の説明にもあるように国会図書館ではプライバシーに関わる資料とかで閲覧に制限措置かけている資料ってのはけっこうある。

でも別にすべての図書館国立国会図書館の措置に従わなければならない理由とか法律とか特にないので、国会図書館で利用制限かけてても他所では見られる資料とかもあったりするわけで。

今回の場合「部外秘の資料」ってことで一般の出版物とかに比べると入手が難しそうなところもある反面、「古書店で売られるくらい流通してたんだから他にもあるんじゃねーのー?」という可能性もあり。

本当はあんまりこの手の資料の探索って得意じゃない(電子ジャーナル万歳な人間なので)んだけど、これは一つ調べて見ても面白そうかも。


で、調べ方。

今回、探索に使ったのは皆大好きNACSIS Webcat

全国の大学図書館のほとんどが参加しているという大学図書館の総合目録データベースで、こいつを使えば探している資料の日本中の大学図書館での所蔵が一目でわかると言う優れもの。

お値段無料で誰でもお使いいただけます。

今はWebcat Plusっていう、もうちょっとイマドキなデザインでさらに付加価値のある機能を提供してくれるサービスもあるんだけど、今回は玄人好みにWebcatで。

まあ結果は変わらないしね。


で、探索方法ですが、まず馬鹿正直に「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」で探索をかけたところヒット件数はゼロ*4

少なくともこの名前で登録しているところはない様子。


初手でいきなり詰まった感じですが、ここで気になるのは収集書誌部の見解表明にある"「検察資料158」利用禁止措置の見解"という言葉。

つまりこれ、もしかして資料名としては「検察資料」の方で入っている可能性があるのではないか、と。

で、試しに「検察資料」で検索かけて見た結果が以下の通り。


1. 検察資料 / 法務府檢務局. -- 1号 (1950.4)-

2. 検察資料. -- 法務省刑事局

3. 検察資料. -- 法務府検務局

4. 左翼事件實録 ; 第1卷 - ◆UC81C◆11◆UAD8C◆. -- 大檢察廳 捜査局, 1965

(検索結果ページはリンク貼ってもエラー起こすから貼らないよ! 以下、同じだよ!)


よしきた!

これを見る限り、「検察資料」なる資料は図書として登録されている場合と、逐次刊行物(雑誌など、終了を予定せず定期または不定期で同一タイトルで継続して刊行される資料)として登録されている場合があるらしい。

灰色文献*5にありがちなことだが、図書館としても扱いが複雑な資料なようだ。

ただし、もしかすると自分が不勉強なだけで「検察資料」ってタイトルの図書と雑誌がある可能性があるので、その点は要注意。


2件目のレコードの方が図書(的な)扱いで資料が登録されている方で、こっちだとそれこそ「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」みたいに報告書タイトルと「検察資料 ○○○」って番号が振られた形式で出てくるんだけど、残念ながらこちらには「検察資料158」の該当はなし。

で、1件目のレコードの詳細を見ると、日本の大学図書館で「検察資料」を所蔵しているのは全12館。

そのうち、158号を所蔵している図書館は・・・


北大 図 1-38,40-53,55-74,76-89,91,97-101,103,105-106,108-111,

113-126,128-135,137,139-145,147-149,151-152,155,

158-160,163-164,167-169,171,173<1950-1975>


あった!

どうやら日本の大学図書館では観測範囲で唯一、北海道大学図書館に「検察資料158」があるらしい。


ちなみに上の表示を開設すると、まず「北大」は当たり前だけど所蔵機関名。

ただしこれも見りゃわかるとおり略称が用いられていて、中には見ただけだと何大学だかよくわからんところもあるので、詳細を見るにはリンク先をクリックすることが必要。

次の「図」はその機関のどこにあるか。

図書館以外とか分館におかれている資料についてはここの表示で判別できる。

次の数字の羅列は所蔵している号で、今回はこれが一番大事。

「○-△」ってなってる場合は「○号から△号まで全部所蔵しています」ってことで、例えば「1-3」って表示なら1、2、3号全部所蔵されている。

一方、「○,△」ってなっているときは「○号と△号を所蔵しています」ってことなので、「1,3」って表示の場合は1号と3号はあるけど2号は所蔵が抜け落ちている*6

特に逐次刊行物の場合は欠号や遺失、購入中止とかによってあるタイトルを買ってても欲しい号があるとは限らないので、ここの数字をよくチェックしてから欲しい号が置いてある図書館に出向いたりコピーの依頼をしたりしないと無駄足を踏むことになる。


と、まあNACSIS-Webcatの検索結果の見方(大雑把な)はさておき、どうやら目当ての資料が北大にあるらしいことがわかってきたので、今度は実際に北海道大学附属図書館OPAC(オンライン目録)を検索する。



最初からOPACページに行ってもいいけど、北大の場合は附属図書館webサイトのトップページに検索窓があるので、ここから目当ての資料のタイトルを入手しても簡単に資料検索が出来る。

で、検索結果がこちら

  1. [図書].三鷹事件公判速記録 / 法務府檢務局[編] ; 1 - 10. - [東京] : [法務府檢察局] , [1950.4-]. - (検察資料 ; 1, 2, 4, 6, 15, 20, 25, 27, 35, 37). - 1950. <20988379>[BA37833517]
  2. [図書].検察資料. - [東京] : 法務府検務局. - . <20988378>[BN08716497]
  3. [雑誌].検察資料 / 法務府檢務局. - 1号 (1950.4)-. - 東京. - 1950. <30016913>[AN00336155]

北海道大学図書館(参照:2008-08-14)


やっぱりここでも「検察資料」は図書扱いの場合と雑誌扱いの場合があるようだけど、今回は雑誌の方を見てみると。

検察資料 / 法務府檢務局

ケンサツ シリョウ

巻次年月次 1号 (1950.4)-

出版者 東京

注記事項 発行所変更:法務府検務局→法務省刑事局

著者標目 法務府檢務局 <ホウムフ ケンムキョク>

本文言語 日本語

コード類 書誌ID=30016913 NCID=AN00336155

(中略)

製本巻号製本年次製本後配架場所請求記号資料番号状 態コメント
151-152,158-1591969-1972本館・書庫・法和雑誌 0170341116

北海道大学図書館)(参照:2008-08-14)

こいつが、年代的も「1972年」と割とビンゴっぽい。

ちなみにここの見方は「検察資料」の151-152号、158-159号の4号がまとめて1冊の本のように製本されていて、それが本館書庫の法学系の和雑誌コーナーにありますよ、ってこと。

発行所も噂の法務省刑事局なので、まあだいたいこいつかなー。

あとは現物が確認できればいいんだが、さすがに北海道だと気軽にはいけないし、研究の用事でもないのに文献複写依頼するのも先方に迷惑ではないかと思うので実際の現物確認は、北大近辺に在住の方か、本格的に今回の閲覧禁止措置について研究される方や、件の資料の内容を実際に確認したい方にお任せしたいな、とかなんとか。

あ、ちなみに北大図書館の書庫は入室に制限がある(学部学生・一般市民は入室できないので、必要事項を書類に記入のうえ、希望する資料を図書館員に持ってきてもらって利用することになる。かつ、館外貸出は一般市民の方は不可、とのこと)ので、直接来館利用される場合は事前に確認のうえで行ってください。

郵送での複写依頼については、大学等の構成員の方は自分の所属する大学図書館経由で、それ以外の方は最寄りの図書館に相談してみてください。


まあ、そんなこんなで。

現物確認してないのでもしかするとたまたま発行年と号と資料名の一部が同じだけの異なる資料かも知れませんが、おそらくは例え国立国会図書館で閲覧禁止にしてても、北海道大学まで出向くか複写依頼すれば「検察資料 158」は読めるみたいです。

たぶんそっち方面は詳しくないので今回手を出していませんが、法律系の専門図書館とかも細かく調査していけばもっと所蔵しているところは出てくるんじゃないかと言う予感。

あと文書館とかも。


それにしても、げに素晴らしきは多様な収集方針を持つ複数の図書館が存在して資料収集に日夜励んでいるってことですな。

探せばどこかにはあるだろうという安心感・・・とともに、「部外秘」のはずの資料もどっかに漏れればすかさず集めてきてアーカイブして提供している図書館ってものの執念も感じますなー。


っていうかよく持ってたな北大・・・あと、「部外秘」漏れすぎじゃねえか大丈夫か日本・・・


-----------

2008-08-15 一部誤記修正 「逐次巻号物」⇒「逐次刊行物」

*1国立国会図書館の所蔵資料をオンラインで検索できるシステム。最新資料を除けば図書等の情報探索の基礎となるもの・・・なんだけど、今回はこいつが使えない縛りがあるのがつらい(苦笑)

*2:民事で特に問題とかになっていたわけではない

*3:でも今回いろいろ調べてたところ、けっこう部外秘扱いの資料って古書店でやり取りされてるのね。注記に「マル秘とあり」とか書いてあったりするのでプレミアもつくんだろうなー

*4:本来なら最初に所蔵が登録されたという1990.3月の『日本全国書誌』で国立国会図書館に同名の資料があったことを確認したかったんだけど、図書館情報学図書館1990年の日本全国書誌ありやがらねえでやんの(爆) 筑波大学中央図書館にはあるはずだけど、お盆休みで4連休中なので今回はあきらめた

*5:一般の販売ルートに載らない政府刊行物や報告書類など

*6:ちなみに基本的に数字が前後することはない

himagine_no9himagine_no9 2008/08/14 15:57 北大附属図書館の場合、「書庫」にある資料でも閲覧と複写は可能です。用紙に記入してカウンターに頼めば書庫から持ってきてくれます。入館と複写の時に若干の手続きがありますが、基本的には誰が行っても対応してくれる筈です。
まだ札幌に住んでたんだったら、私が取りに行っても良かったんですが(笑)。

min2-flymin2-fly 2008/08/14 16:09 >himagine_no9さん
コメントありがとうございますm(_ _)m

>「書庫」にある資料でも閲覧と複写は可能です。用紙に記入してカウンターに頼めば書庫から持ってきてくれます。入館と複写の時に若干の手続きがありますが、基本的には誰が行っても対応してくれる筈です。

なるほどー、では札幌近郊の人なら誰でも現物確認可能ですね!
ILLの方が、大学に所属していない場合って公共経由でいけるかどうかがよくわからないのですが・・・


>まだ札幌に住んでたんだったら、私が取りに行っても良かったんですが(笑)。

自分も高校は札幌だったんで、向こうに遊びに行く時間があれば絶対にスケジュール空けて確認したいところだったんですが(笑)
実際は盆も正月も筑波で研究室ごもりなので・・・盆はうちの図書館も開いてないのでILLはもともと出来ない状態ですしね・・・

genesisgenesis 2008/08/15 11:35 はじめまして。見当を付けられた大学の大学院に在籍する者です。◆ 結論を申し上げますと,ご推察のとおり,当該文献はお探しの「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」でした。◆ 補足しておきますと,[秘]扱いになっているものは他にも多数あります。製本されて同じまとまりになっている『検察資料』151号の「いわゆるタクシー汚職事件の解雇と反省」も表紙左上に[秘]の文字が記されています。当該資料においては,この文献だけが特別な扱いをされているわけではありませんでした。

katz3katz3 2008/08/15 13:05 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-05-09/02_01_0.html
これ見ると2005年の時点で共産党はその資料の存在を把握してるし、おそらくは国会でも質問等で使われただろうから、政府は存在を認識してたと思う。
*外務省宛の*鈴木宗男議員の質問が行われた時期の直後に閲覧禁止措置があったんで、異様に迅速な対応に見えるけど、外務省宛の質問から派生して法務省がそんなに素早く動くのはいかにも不自然。
・ 法務省が過剰反応ないし独走した
・ 2005年ごろに認識された問題への対応がたまたま今年の質問や報道の時期に重なった
ってところなのかと。陰謀論にするにはお粗末な点が多いなあという印象。
あとソースがどれも胡散臭いよね。現時点ではまだゴシップまがいって感じ。
(陰謀論や図書館の自由をくそ真面目に語っている人を見るのが)面白いからいいけど。

katz3katz3 2008/08/15 13:11 あと出所の明らかでない国会図書館の「見解」も、名義が収集書誌部で館長じゃないところからしても、あまり重大な問題じゃなさそうな。
かといって内々に処理するような案件なのかというと、割と公的な感じの文言だし。
国会図書館乙。政府の中の人も乙。共同通信とかはちゃんと調べてから書いてください!!ヽ(`д´)ノ

min2-flymin2-fly 2008/08/15 14:02 > genesisさん
はじめまして、コメントありがとうございますm(_ _)m

> ◆ 結論を申し上げますと,ご推察のとおり,当該文献はお探しの「合衆国軍隊構成員等に対する刑事裁判権関係実務資料」でした。

うわあああ、ご確認いただきありがとうございます!!!
やっぱあれがそれで間違いありませんでしたか、良かったあ、こんだけ煽ってて違ったら…と思うと怖かったので。
となるとやっぱり、『検察資料』という一連の逐次刊行物の中の一号だったのですねー(国会図書館はどうも図書扱いで目録とってるみたいでしたが)。


> ◆ 補足しておきますと,[秘]扱いになっているものは他にも多数あります。

なんと…では、もともと『検察資料』自体が[秘]扱いになることが多いもので、それがなんらかの方法で北大図書館に入ってた、って感じなんですね…。
検察関係の内部資料ってことだと、どこかから入手してきた先生が図書館に寄贈したとか、あるいはそもそも関係筋にいた方が蔵書を寄贈したとかでしょうか。もしくは、やっぱり古書店?(苦笑)


> katz3さん
情報提供ありがとうございますm(_ _)m
さっそくリンク先を確認しました。72年3月発行の「合衆国軍隊構成員に対する刑事裁判権関係実務資料〔検察提要 六〕」を思い切り引用してますね・・・ってことは批判の元である共産党はこれ確実にコピー持ってますね(苦笑)

> ・ 法務省が過剰反応ないし独走した
> ・ 2005年ごろに認識された問題への対応がたまたま今年の質問や報道の時期に重なった
> ってところなのかと。陰謀論にするにはお粗末な点が多いなあという印象。

確かに、陰謀論と言うよりは「05年から08年の間に法務省内の異動でここら辺の担当することになった人が妙に過剰に反応する人だった」とかの説明の方がしっくりきそうですね、こうなると・・・まあ、少なくとも北大図書館には入っているし、他にも探せば出てきそうとは言え、[秘]扱いにしてたはずの資料が外で思い切り流通してたって事実自体、内容の如何に関わらず問題視する人はしそうですし。


> (陰謀論や図書館の自由をくそ真面目に語っている人を見るのが)面白いからいいけど。

陰謀論は浪漫がありますから!
自分も今回、調べものをするにあたって自分の大学図書館で資料を漁っていて、たまたま(該当資料がNDLに受け入れられたという)1990年の「日本全国書誌」の索引だけ所蔵がなかったときは「ま、まさか早くも政府の手がこんな場末まで!」とか一瞬考えちゃいましたもん。
その後webcatひいたら他にはいくらでも入ってたので、単にうちの図書館に抜けがあっただけみたいでしたが(苦笑)
そもそも陰謀論がまかり通るには[秘]扱い資料が流通しすぎでもありますし…まあ平和なのはいいことなんですが。
いっそ逆に[秘]扱いにする基準を上げて「検察資料」は外に出していいことにしちゃったらどうか、とか思えてきますねこうなると…

し 2008/08/21 22:41  以前、レファレンスで防衛庁(昔の話)がらみの、日本の資料を探したことがあります。
 日本国内では、マル秘扱いになっていたようで、入手不可でしたが、アメリカの公開データから、すんなり手に入りました。この資料は1990年代のものの話ですが、日本のマル秘扱いってホントに、マル秘ものなの?っていうものも多いのではないでしょうか。

min2-flymin2-fly 2008/08/22 00:25 > し さん
コメントありがとうございますm(_ _)m

> 日本国内では、マル秘扱いになっていたようで、入手不可でしたが、アメリカの公開データから、すんなり手に入りました。

なんか今回話題になっている資料も、よその国の公文書館で手に入るんじゃないかと言う話もあり・・・(汗)


> この資料は1990年代のものの話ですが、日本のマル秘扱いってホントに、マル秘ものなの?っていうものも多いのではないでしょうか。

本当にそう思います。
なんか、(少なくとも現在は)マル秘にする必要がない資料でも当時マル秘だったらマル秘にしてるんじゃないかとか、マル秘扱いにする閾値が低い割にマル秘の扱いがいまいち適当で、そのうえ流出したらしたで隠そうとしていると言うか。
マル秘扱いの閾値をもっと高く設定する代わりに公文書管理も徹底する、って方向の方が透明性の面でも機密保持の面でも良い気がするのですが…。

なまえなまえ 2008/10/03 07:35 北大OPACでは、現在このようになってます

No.151-152,158-159 は当面の間、利用できません。

とおりすがりとおりすがり 2008/10/03 14:17 参議院から質問趣意書が出て、同様の事例がないか各省庁と支部図書館に調査指示が出ている模様。

http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/170/meisai/170040.htm

min2-flymin2-fly 2008/10/04 00:09 >なまえ さん
コメントありがとうございます

>No.151-152,158-159 は当面の間、利用できません。
えええええ(汗)
それは・・・野次馬回避のためなのか、なんなのか・・・(汗)
それでも北大なら、北大ならほとぼりが冷めたころに公開してくれると・・・!


>とおりすがりさん
情報提供ありがとうございますm(_ _)m

>同様の事例がないか各省庁と支部図書館に調査指示
そんなことが!
これは・・・「そんなことするなんてっ!」派ですよね??

とおりすがりとおりすがり 2008/10/08 15:36 > > 同様の事例がないか各省庁と支部図書館に調査指示

JLAメールマガジン第424号に質問趣意書の概要が載りました。
同メールマガジンによれば、

・政府は「自由宣言」で謳われた憲法上の権利を擁護する立場をとるか
・行政府のNDLへの干渉は三権分立を侵すものではないか
・省庁がNDL所蔵資料について閲覧制限を求めた事例
・省庁がNDLから公開の可否を打診された例
・省庁がNDLに対して所蔵する公文書について収蔵・閲覧等の実状説明を求めた事例

など10項目について質問が政府に出された模様です。
答弁書は今週末の閣議了解後に国会へ提出予定と思われます。

min2-flymin2-fly 2008/10/09 22:22 > とおりすがりさん
情報提供ありがとうございますm(_ _)m
JLAメールマガジン、あとで確認してみます。
質問内容はどれもかなり興味深いですね・・・三権分立のところの考え方とかは(実際には国会図書館の支部図書館の中に行政府の図書館も司法府の図書館もあるわけですが)かなり気になります・・・

とおりすがりとおりすがり 2008/10/15 10:58 SPARC Japan、お疲れ様でした。

さて、件の質問趣意書の全文が公開されました。
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/170/meisai/170040.htm

答弁書も予定通り10日付で国会で受理されていますが、こちらはまたwebには未掲載のようです。

min2-flymin2-fly 2008/10/15 16:40 > とおりすがり さん
> SPARC Japan、お疲れ様でした。
ありがとうございますm(_ _)m
後で自分でもエントリをアップしようと思いますが、たいへん楽しいひと時を過ごせましたw


> さて、件の質問趣意書の全文が公開されました。

早速全文読みましたが、あらためてこれはかなり結果が注目される質問趣意書ですね!
図書館の自由に関する宣言についての部分と、立法府に対する行政府の侵害として意見を述べている部分は答えようによってはかなりでかいことになる気がしますが・・・どうなんでしょう、日本図書館史に残る出来事なのか、答弁書の全文が早く見られるようになるといいのですが・・・

スパム対策のためのダミーです。もし見えても何も入力しないでください
ゲスト


画像認証