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探偵 調査目的確認せずメールで回答か
11月8日 18時14分

探偵 調査目的確認せずメールで回答か
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企業から契約者情報を不正に聞き出したとして逮捕された東京の探偵業者2人が、去年、神奈川県逗子市で起きたストーカー事件で殺害された女性の住所について、調査の依頼を電子メールで受け、回答もメールで行っていたことが警察への取材で分かりました。
調査の際には犯罪行為などに使わないとする書面を受け取ることが法律で義務づけられていて、警察は、2人が調査の目的を確認していなかったとみて調べています。

東京・目黒区の探偵業者、小浜博敏容疑者(59)ら2人は、企業のコールセンターから契約者情報を不正に聞き出したとして愛知県警察本部に逮捕され、警察は、これとは別に去年11月、神奈川県逗子市で起きたストーカー事件で殺害された33歳の女性の詳しい住所を、小浜容疑者が市役所に電話をかけて不正に入手した疑いがあるとみています。
警察によりますと、2人は事件の前日、千葉県の別の探偵業者から調査の依頼を電子メールで受け、その数時間後に結果をメールで回答したということで、その内容が、事件後に自殺した元交際相手の男に伝えられたとみられています。
探偵業適正化法では、探偵業者が調査を行う場合、結果を犯罪行為などに使わないとする書面を依頼者から受け取ることが義務づけられています。
警察は2人が調査の目的を確認せずに女性の情報をやり取りしていたとみて調べています。

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