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第五十八話「幸せ計画」が生まれて

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ジャン君・・・・哀れ
第五十八話「幸せ計画」が生まれて

 僕と圭一、そして圭一に抱かれたルイズが窓から飛び出すと、いつの間にか現れた風竜シルフィードと、それに飛び乗るタバサ・キュルケ。
 ダッシュで建物から離れつつ寮をみると、怒声と悲鳴が響いているのです。

「フレイム」
「ぎゅ!」

 キュルケの使い魔がダッシュで寮に飛び込みます。

「圭一さん、お願い」
「承った」

 すっと僕が作った小刀を構えた圭一が、風のような早さで寮に飛び込むのです。
 同時にタバサがシルフィードに乗って体制を整え始めました。
 どうやら「あれ」をやるつもりらしいです。

「タバサ、時期を見極めるです」
「・・・ん」

 そうこうしているうちに、寮の壁の一部が爆発し、真っ黒焦げで飛び出してきた男二人と、抱えられた御花畑。
 それを追うように、するりと現れたのは圭一とギーシュ。

「やるな、粉塵爆発とは恐れ入った」
「なに、団長の入れ知恵だよ」

 バラ型の杖を構えたギューシュが、なにげに新しいゴーレムを練金したのですが、その形状と数には恐れ入ったのです。

「ジバク君!」

 やばいですよ、やばすぎなのです。
 というか、男たちの視線がおびえてるのです。
 つまり、「自爆」済みですね。
 さすがギーシュ、その開発力には舌を巻くのです。

「ち、ち、ちかづくな!! 人質がどうなってもいいのかぁ!!」

 一瞬、ほんの一瞬だけ周囲全員が怯みましたが、僕は一歩前にでました。

「我が名は「物語」のフレデリカ。即死以外なら全能の治療をもって治すのです。猫の騎士団、前へ!」
「「「「「おおお!!!」」」」」 
「にゃおん!!」

 猫大将を先頭に、猫の手杖を構える猫の騎士団。
 その帽子には猫耳、そのマントには猫のしっぽがついた、知らない人には大爆笑の扮装だけれども、その実力と伝説を知っているものたちには悪夢の格好だった。

「トリステイン、ケットシー学生騎士団・・・・」

 男たちは僕たちを知っているようなのです。
 というか、僕たちを知っていて尚、人質の素性を知らないみたいなのです。
 ならば追いつめるべきでしょう。
 
「その名を知るものならば命を惜しむのです。我らは死の川の向こうに渡ってタッチして帰ってくること幾数回の強者モサ。その追体験をすることを覚悟できの無いのならば、罪を悔やんで首を差し出すのです!」

 ふー、と声を上げた猫大将をみた後、杖を構えた学生騎士団をみた男たちは、がっくりとひざを付いて人質を解放しました。
 ゆっくりと近づいたギーシュが御花畑を受け取ってめでたし、ではありません。

「フレデリカ・・・!」

 キュルケの鋭い声を受けて、僕は頷きました。
 ・・・やはり、ですか。

 すっと視線を上げると、すでにタバサは「体制」を整え終えていました。
 僕らも身構えます。











 一瞬にして高度を上げたシルフィードは、ぐるりと学院の空中を舞いつつ速度を上げる。
 男子寮の一角を目指したシルフィードから解き放たれたのは一人の「プリンセス」。
 長い杖を前面に押し出して、空間を割るように押し進む彼女は小さくつぶやくように言う。



「・・・プリンセスミサイル」






 飛び込んだ先で何故か爆発が起き、男子寮の一部が吹っ飛んだかと思いきや、その爆煙とともに一人の人影が落ちてきました。
 その男の人は白い仮面をかむって、数冊の本を抱えています。

「騎士団、第一射、バツ!」
「「「「「おう!!」」」」」

 アイシクルビットの飽和攻撃に男が消えた。
 というか、あれは「偏在」!

「相手は風のスクエアーなのです、気合いを入れるですよ!」

 瞬間的に三人の男が穴が空いた部屋から飛び出して飛ぼうとしましたが、背後からの攻撃と僕たちの攻撃で打ち落とされました。
 ・・・って、あと二人も偏在ですか!

 偏在たちの落とした本を確認して、未だ仮面を被る男の正体が知れました。
 後生大事に数冊の本を抱えた男、煤で真っ黒になったその男性へ、冷たい言葉を僕はかけます。

「で、混乱中に男子寮の中で何の用だったのですか、ワルド子爵?」

 混乱で言葉も出ない彼にさらに言葉をかぶせます。

「・・・破落戸ごろつきまで雇って泥棒遊びとは、貴族としてどうなのですか?」

 がっくりとうなだれた子爵は、それでも抱えた本を離さなかった。
 それは「館」内にある写本用の予備で、多分、御花畑滞在中に移した内容なのでしょう。
 が、あそこにあるものの大多数は写本禁止+持ち出し禁止のものばかりで、それを咎められての犯行ではないかと考えます。
 マニアという奴らの行動力には肝を冷やすことばかりなのです。
 枢機卿にでも相談しないといけないですかね。











 取り調べによって明らかになった事実は、想像の域を出ないものでしたが、周辺貴族から擁護の声が結構多かったのは驚きでした。
 というか、同じ趣味のお友達だと踏んでいるのです。
 同士として、同好のよしみとして理解できる、と言うことでしょう。
 とはいえ、学園設備への無断進入や、客人を人質に取っての行為は許されるはずもなく、かなり重い処置になることが決まったそうです。
 とはいえ、「御花畑」が男子寮に出入りしていたことは表沙汰にできることではないので、王族拉致は罪として伏せられましたが、実質上の幽閉処置に至るはずなのです。
 でも、もっと厳しい処置はあるのですが。

「それは何ですかな?」
「枢機卿、簡単な話です。無休で枢機卿の部下にすれば、半年以内に逃げ出すか倒れるのです」

 枢機卿の下に部下ができ、監視ができる上に罰にもなる。
 一石何鳥になるのでしょう?
 それを聞いた枢機卿は大爆笑の末に、ワルド氏の人事を自分の下にするよう働いたのです。
 ああ、これでワルド氏の無限地獄の始まりなのです。

 なーむー。










 えー、忘れていたわけではありませんが、ふらりとエレ姉さんが学院に現れたのです。
 というか、圭一が召還された後、いろいろと手を打ったのに、二月も放置というのはヘタレの属性たっぷりなのです。

 ファッションやアイテムで防御力を上げて、圭一をあしざまに言ってやろうと身構えてきているのが丸解りな癖に、かなり圭一に興味を引かれているのも解るのです。
 うんうん、これで幸せ計画が・・・。

 ジヤーン、ジャーン、ジャーン。

「りかちゃーん、おじさんにもその「幸せ計画」って言うの、説明をしてほしいかなぁ・・・」
「げぇ、魅ぃ・・・・」
「ふっふっふ~、素直に教えてくれないと、いろいろと実力行使しちゃうかもねぇ~」
「あ、あはははは、いや~、誤解なのですよ、魅ぃ」
「嘘だ!!!」

 何、突如現れたですか、レナ!!

「りかちゃん、レナには本当のことを教えてくれるかな?かな?」
「おじさんにも真実を教えてほしいな~」

 ・・・やばい、やばいのです。

「か、変わり身に術!」
「あうあう!! ひどすぎなのです、リカ!!」

 地平の彼方まで逃げるのです!!

「逃がすわけないよね~」
「にがさない~」


とうとう表れた「雛見沢女傑」団!!
わが身可愛さに逃げ切れるのか、りか!!
勿論、羽入は役に立たないぞ、オバQ以下だぞw

※今回の元ネタ
ジバク君 ・・・ いわずと知れた例のあれw
白い仮面 ・・・ 原作でも使ってましたよね?

 

(2,844文字)

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