慶良間諸島は、阿嘉島、座間味島、慶留間島、渡嘉敷島の有人離島をはじめ、大小30あまりの島々から成ります。沖縄本島から、西へ約40km、花から船で約1時間の距離にあるので、沖縄本島から日帰りで観光することもできます。
久米島は、久米島本島・奥武島・オーハ島の有人離島と、鳥島・硫黄鳥島などの無人島から成ります。南西諸島気候区に位置し、1年を通して温暖な気候に恵まれています。
周囲1,000m級の深い海に囲まれ、絶好のダイビングポイントになっているほか、ホエールウォッチングも楽しむことができます。また、「日本の渚百選」に選ばれたイーフビーチをはじめ、
7キロにわたって広がる砂州「はての浜」など美しい海浜地帯となっています。
琉球が、北山、中山、南山の3つの地域に分かれて勢力争いをしていた三山時代の北山王の主城で、北山城とも呼ばれています。北山王は沖縄本島北部地域を治めていました。 標高90~100mの丘上に築かれ、城の北と東は70~80mの渓谷になっています。古生期石灰岩を積み上げて造られた城壁の高さは3~8m、長さは1.5km にも達します。城内は8つの郭からなり、城門から本丸までは石畳道が続いています。
1975年に開催の沖縄国際海洋博覧会を記念して、1976年8月に本部町の博覧会跡地跡地に設置された国営公園です。 現在では沖縄本島北部の観光拠点として中心的役割を果たし、さまざまなイベントが催され ています。広い敷地内にはジンベエザメが複数飼育されている沖縄美ら海水族館や、エメラルドビーチ、熱帯ドリ ームセンター、オキちゃん劇場のイルカのショーなど多彩な施設が揃っており、電気遊覧車で一周することもでき ます。
「沖縄の海との出会い」をテーマに、サンゴ礁の浅瀬から深海まで沖縄の海を体感できる世界最大級の水族館です。サン ゴ礁の浅瀬を再現したタッチプールからはじまり、自然光のさしこむサンゴや熱帯魚の水槽、ジンベエザメやマンタ等が群れ 泳ぐ「黒潮の海」、神秘的な深層の海まで、沖縄の海にダイビングする感覚で見学できます。また、太陽光と自然海水を利用 した水槽による世界初の生きたサンゴの大規模飼育や、世界最大級のアクリルパネル越しに見る世界初のジンベエザメとナ ンヨウマンタの複数飼育など、いくつもの「世界初と世界一」をご覧いただけます。 沖縄の海をそのまま切り取つたようなダイナミックな世界が広がる水族館です。
常設展示室では、琉球王朝文化が誇る琉球漆器を中心に、アジアの漆芸や琉球の歴史と文化、周辺諸国との交流、漆芸そのものの魅力などを紹介しています。その他、各種企画展や個展、グループ展、講演会なども随時開催しています。緑の木々、鮮やかな花々に囲まれた建物周辺の小道を散策したり、地階の「喫茶室花うるし」では、静かなティータイムを楽しめます。 美しい琉球漆器の数々を鑑賞できる沖縄を代表する本格的な美術館。 です。
中城湾に面した高台にある、6つの郭から成る連郭式の山城です。1440年護佐丸が座喜味城主から中城城に移り住み、周辺の城壁を増築したといわれています。 城壁がよく残されていて、一部に野面積みもありますが、城壁の大部分が琉球石灰岩の切石積みで作られています。 1458年、護佐丸は勝連城主の阿麻和利に滅ぼされました。丘を取り囲むように城壁を巡らした、沖縄の築城史の完成期を飾る城です。
国立劇場おきなわは、国の重要無形文化財「組踊(くみおどり)」を中心とする沖縄伝統芸能の保存振興や、沖縄の地理的・歴史的な特性を活かしたアジア・太平洋地域の伝統文化交流の拠点となることを目的として、2004年1月に開場しました。組踊を始め、琉球舞踊、三線音楽、沖縄芝居、民俗芸能などバラエティ豊かな公演を行っております。県外の方でも理解しやすいように字幕表示設備も備えてあります。琉球王朝時代から脈々と受け継がれてきた沖縄伝統芸能の殿堂といえます。
音楽の街・沖縄市に誕生した音楽情報発信基地です。 2007年7月、沖縄市のゴヤ十字路の一角に新名所としてオープンしました。建物内には、「ミュージックタウン音市場」があり、大型ライブホールや音楽スタジオが整備されていて、本格的に音楽を楽しむことができます。1階の中央にある「音楽広場」でも、地元インディーズバンドのストリートライブやイベントを開催しています。また、ライブハウスや飲食店、CD・Tシャツショップなど様々なお店が揃っています。
1987年に開催された沖縄海邦国体の主会場として整備された公園です。中城湾を一望できる公園は、レクリエーションプールのある海浜ゾーン、自然体験学習などにも利用される森と水のゾーン、沖縄県内最大の陸上競技場や体育館などを有するスポーツゾーンの3つから形成されています。各種スポーツイベントが開催されるほか、県下唯一の日本陸連公認競技マラソン「おきなわマラソン」が、市民マラソンやロードレースと併設して毎年2月に開催されます。
旧海軍司令部壕は、日本で唯一住民を巻きこんだ地上戦が行われた沖縄戦の日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部のあった所で、その一部が現在公開されています。 約4,000名の兵士が壮絶な最後を遂げた壕内は、司令官室、作戦室などが当時のまま残され、戦争の悲惨さ過酷さを訴え、平和を願う場となっています。 併設の資料館では、壕内で発見された遺品や写真などが展示されています。
創建年代は不明ですが、第一尚氏による三山統一後に王城として確立されたとの記録があります。第二尚氏の尚真王らによって拡張、整備されました。城外には守礼門など2門あり、琉球石灰岩の切石を積み上げた城壁には歓会門や瑞泉門、白銀門などの城門が設けられました。内郭には百浦添御殿とよばれる正殿と、その前面左右に南殿、北殿が相対して建てられています。沖縄戦で焼失しましたが、一部が復元整備され、1992年「首里城公園」として開園しました。
日本開国という歴史を動かした人物、アメリカ東インド艦隊司令官・ペリーの来航を記した記念碑です。泊港近くの「泊外人墓地」に建てられています。ペリー艦隊は日本との交渉の前に琉球へ来航し、1853年5月26日に那覇港に入港しました。ペリーは同年6月6日、首里王府の抵抗を押し切って上陸し、首里城を訪問しました。記念碑には、その日付が刻まれています。
沖縄の自然や歴史、文化、美術工芸などを紹介した「博物館」と、沖縄県出身作家や沖縄とゆかりのある作家の作品を中心に展示された「美術館」からなる複合文化施設です。 博物館は那覇市首里の旧館を移転しリニューアルされました。 地上4階、地下1階の建物をぐるっと囲む真っ白な外観は、琉球王朝時代の城をイメージして造られました。 博物館では、沖縄の自然から歴史や文化までを「海洋性」と「島嶼性」からわかりやすく解説しています。さらに、自然史、考古、美術工芸、民俗など5つの部門展示室や屋外展示室が設けられているのが特徴です。 美術館では、沖縄や沖縄ゆかりの美術品だけでなく、海外アーティストの作品を展示しています。
おきなわワールドは、沖縄の歴史・文化・自然の魅力を体感できる観光名所です。 約30万年の年月をかけて造り上げた全長約5Kmの大鍾乳洞・玉泉洞や、世界唯一のハブ博物公園、琉球王朝時代の町並みを再現し、様々な伝統工芸が体験できる琉球王国城下町など、沖縄の魅力を堪能することができます。 連日公演している伝統芸能のスーパーエイサーもとても人気があります。
本格 的なリゾートショッピングを満喫できる、沖縄初の超大型アウトレットモールです。 70を超える世界のブランドが一堂に集まっています。1階は直営店や正規代理店が運営するショップが並び、ブランドの在庫品や廃盤商品を定価の30%~80%で販売しています。沖縄ならではの激安プライスでご提供しているブランドも多数あります。 毎週土日祝あしびなー内にミニトレインが走ります。
豊見城グスクは豊見城市の漫湖を見下ろす琉球石灰岩の丘陵地に立地しています。14世紀末~15世紀初頭、三山時代に南山王の従弟である汪応祖がグスクを築き、尚巴志によって落城されたといわれています。城壁やアーチ門などグスクの遺構は戦後の採石により壊されてしまいましたが、漫湖側に城壁の一部と思われる石積みが確認されています。現在、当該施設は城跡公園内にあります。
石獅子で有名な八重瀬町の勢理グスクにある石彫の沖縄県内最大最古のシーサーです。高さ約1.54m、全長約1.40m、幅約50cmと、この種の獅子像としては県内最大を誇っています。一説によると大火除けのため、村の守り神として設置されたと言われ、古くから町民に親しまれてきました。1974年には、沖縄県指定有形文化財に指定され、今では町のシンボル的存在となっています。
正七面体角錐型の堂宇は、7つの海と合掌の形を表し、人種や国家、思想や宗教のすべてを超越して、世界平和を訴える沖縄平和祈念堂です。 堂内には18余年の歳月をかけて原型が制作された「沖縄平和祈念像」が安置され、壁面には20点連作絵画「戦争と平和」が展示されているほか、日本画壇の第一線で活躍する画家から贈られた作品を展示する「美術館」も設置されています。 また、敷地内にはブロンズ製の「少年」の像や「清ら蝶園」も併設しています。
首里城の南約2kmの台地上にある琉球王家の別邸で、南苑ともいわれる、中国、日本、琉球のスタイルを取り入れた廻遊式庭園です。1800年ごろの創建で、中国皇帝の使者である冊封使の歓待にも使われました。庭園は「心」の字をくずした形の池を中心に作られ、池の周りの散策を楽しめるようになっています。池には大小二つの中島があり、中国風東屋の六角堂や大小のアーチ門が配置されています。北側には池の水源でもある育徳泉、南西側には勧耕台と呼ばれる展望台があります。
沖縄県庁の近くに位置する那覇市の国際通りは、全長約1.6kmにわたって土産品店やファッションショップ、レストランなどのオシャレなお店が軒を連ね、観光スポットとなっています。沖縄県のメインストリートと呼ぶにふさわしい通りで、ホテルも数多くあります。国際通りは、太平洋戦争で廃墟となった那覇市の中でいち早く復興を遂げたため「奇跡の1マイル」と評された歴史を持っています。今では沖縄の最先端トレンドの発信地となっています。