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第三十三話「共同合意」が生まれて

トップページ > 神代ふみあき書庫 > 非赤松椎名系作品 > フレデリカとゼロ魔 > 第三十三話「共同合意」が生まれて




えー、いざるような速さで話が進みますw

話を引き伸ばしているわけではありませんが、書きたいことを叩き込むと、時間が足りません・・・・TT



第三十三話「共同合意」が生まれて



 準備公開期間というものを作って、貴人を招待するのと同時に、周辺の町をお祭り一色に変えるという試みには成功したのです。

 各貴族のトリステイン別邸では連日のようにパーティーが開かれ、僕らはゲストとして呼ばれ、顔を出していったのです。

 そんな中、タバサをシャルロット=エレーヌ=オルレアンとして紹介して、時々現れるイザベラ様と良好な関係をアピールしているのです。
 で、更に、ジョゼットをオルレアンとして紹介することで知名度を上げて、足がかりにさせていたのです。

 流石イザベラ様、そこが痺れるのです!!

 で、タバサ・ルイズ・キュルケの三人は、いわずと知れた物語の学院有名人なので、パーティーごとに人垣が出来て大変なのです。

「おや、物語。おつかれかい?」
「・・・流石に疲れるのですよ。」
「ま、連日の接待パーティーをこなしておいて、当日姿をくらませるつもりなんだろ?」
「わちゃー、なのです。イザベラは謀れないのです」
「ふん、初めから相談してくれば、一から乗ってやったんだよ?」
「いえいえ、イザベラ様の手のひらには小さい遊びなのです」
「あたしは、その、小さい遊びに混ぜて欲しいって言ってるんだけどね?」

 思わず笑ってしまうと、イザベラ様も笑っているのです。

「ま、お父様も政務が終わればくるそうだから、会ってやってくれないかい?」
「・・・終わらなかったのですね」
「終わらなかったんだよ」

 王、無残なのです。
 普段から政務をためなければ良かったのですのに。

「まぁ、イザベラ様とフレデリカ様はお知り合いですの?」
「ああ、ロッテ経由でね。ロッテも身分を隠して学院に留学していたから、何となく仲良くなったんだよ。」
「まぁ、素敵ですわ。ソサエティーの主催とガリア王族の友誼、まるで物語ですわね。」
「ははは、そうかもしれないね。何しろ相手は「物語」だからね。」

 ウイットに富んだ、実に高貴な方々の話なのですが、もっと話したいことは裏にあるという閉息感が気持ち悪いのです。
 まぁ、その辺は慣れるほかないのですけど。

「・・・そういえば、噂で聞きましたけど・・・・」

 む、本題がきたのです。
 警戒なのです。

「・・・あの「アルビオンの休日」のモデルが、「あの」姫と「あの」王子って本当ですの?」

 それが本題ですか・・・・・。
 思わず膝から落ちそうになった僕を、イザベラ様が支えてくれたのです。
 感謝感激なのですよ。

 まぁ、真実は公演の時に、ということで濁しましたが、彼女は真実を言い当てたと思ってくれたと思うのです。
 まさに沈黙もまた情報なのですよ。

「フレデリカ、あんた苦労するねぇ」
「そういってくれるのはイザベラ様だけなのです」

 今や僕の対イザベラ様好感度は鰻登りなのですよ。











 もう、別々に回るのも面倒だったので、その後は僕とルイズ・タバサ・キルケに加えてジョゼットとイザベラ様が加わり、さらにはちょこっとだけフェイスチェンジしたティファニアを連れて巡業したのですが、ティファニアに男性貴族から求婚が津波のように押し寄せたり、その存在の真偽を問うために女性貴族から揉まれたりと大騒ぎになったのでした。

 うーん、やっぱり破壊力があるのですよ、あれ。

「そうねぇ。ちい姉様をも超える「モノ」が在るとは思わなかったわ」
「・・・あれでもまだ堅かった。成長の余地がある。「あれ」は危険」
「ロッテ、その人が殺せそうな目はやめな。」
「お姉さまも結構危険な視線でみてた」
「・・・あの子にゃ罪はない。しかし恨めしいのはかえられないんだよ」
「魂の叫びなのです」
「・・・フレデリカ、あんただって貧乳だろうが」
「僕は男の子ですよ?」
「「「「・・・・・」」」」

 なんです、その変なモノをみるかのような視線は?

「とりあえず聞くけど、いつもフレデリカが着てる服って、誰が買ってるの?」
「お母様とメイドのフレンシア以外は手を出してはいけないことになっているのです。ただ、下着を買う自由はあるので結構こってるのですよ?」
「なんだろうねぇ、この敗北感は。」
「姫以上に姫って感じがするんだけど。ヴァリエール(うち)だって、そこまでじゃないし。」
「・・・流石フレデリカ、そこに痺れる憧れる。」

 あー、なんかヒドいこといってません?

「仕方ないんじゃない? フレデリカのセンスって「やばい」し。」
「そうなのかい?」
「ええ、そうなんです。この前一緒に城下に行ったとき、「僕はこれで男らしくなるのです」とかいって取り出した服が、また・・・・。」
「あああ、人間誰にでも欠点は在るものだねぇ?」
「たしかに、ヴァリエールのクローゼットにもヤバイもんが入ってたけど、あれって・・・・。」

 とてもヒドいことをいわれているのです。

「だ、大丈夫ですよ、フレデリカさま。文章にはそのヤバイセンスでてませんから!!」
「あ、あ、あの、私も気にしませんから!!」

 ジョゼット、ティファニア、トドメはつらいのですよ。

 これ以降、僕の服はみんなの合意の上で購入され、下着まで管理されることになってしまったのです。

 ・・・泣いて良いのですよね?
 あかさかぁ・・・・・・・TT


さて、ヴァリエール以外の包囲網が固まってきました。
ハーレムルートというには厳しい人員かなーとは思いますが、どちらかというと「フレデリカ共同体」みたいなサークルという感じです。

※今回の元ネタ
更新なし

何かというと赤坂に助けを呼びますが、使い魔では召喚されません。
りかちゃん、不幸TT
 

(2,275文字)