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【バレー】真鍋監督、秘策「ジャパン・オリジナル」身長差埋める新戦術

新ユニホームを着用してポーズをとる(前列左から)新鍋理沙、近江あかり、佐藤あり紗、座安琴希、中道瞳、永松幸乃、長岡望悠、(後列同)大竹里歩、平井香菜子、江畑幸子、木村沙織、迫田さおり、石井優希、岩坂名奈、真鍋政義監督

 4年に1度行われるバレーボールの国際大会「ワールドグランドチャンピオンズカップ」(報知新聞社共催、12日開幕)に挑む女子日本代表が5日、東京・北区の味の素トレセンで会見した。今年から主将になったエースの木村沙織(27)=トルコ・ガラタサライ=は、01年大会の3位以来、3大会ぶりとなる表彰台を宣言。64年東京五輪金メダル代表主将で10月3日に亡くなった中村(旧姓・河西)昌枝さん(享年80歳)に励まされた思い出も明かし「東洋の魔女」再現を目指す。

 全日本女子の真鍋政義監督(50)が、今大会で新たな秘策を取り入れる考えを明かした。「身長が低い日本は他の国と同じことをやっていても勝てない。今回が16年リオ五輪で世界一を目指すための第一歩として、今までどこもやっていない新しいことに挑戦したい」。今季は9月の世界選手権予選までロンドン五輪と同様、速さを生かすバレーボールで臨んでいたが、従来にない戦術を試す考えを示した。詳細は明かさなかったが、新フォーメーションを導入するとみられる。

 「2年前から温存していた」という戦術について、指揮官は「素人目には分かりづらいかもしれない。本番を楽しみにしてください」と煙幕を張った。選手にも“かん口令”が敷かれ、木村主将は「今まで見たことや、やったことがない戦術でビックリ。シンプルに点を取るようなフォーメーションですが、すごく新鮮でいろいろな可能性がある。真鍋さんの発想力はすごい」と手応えを示した。セッターの中道も「全員が(戦術を)理解していないとできない。ただ、完成すれば面白くなる」と期待を込めた。

 「追求していく部分は平均身長の低さを埋めるジャパン・オリジナル」と指揮官。型にはまらない新たな戦術が、世界トップレベルに通用すれば、ロンドン五輪の銅メダルを超える可能性が見えてくる。

 ◆大会方式 1993年に第1回が開催され、今回が6回目。ロンドン五輪の上位チームが属する大陸連盟の選手権優勝チーム4か国・地域と開催国の日本、国際連盟推薦国(今回はドミニカ共和国)の6チームが出場。総当たり1回のリーグ戦で順位を決める。

(2013年11月6日06時02分  スポーツ報知)

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