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国際大会火の鳥NIPPON、いざ出陣!注目は「新戦術」 グラチャンバレー2013に向けて全日本女子チーム・火の鳥NIPPONが記者会見

 

 ワールドグランドチャンピオンズカップ2013(グラチャンバレー2013)開幕を翌週に控えた115日、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で全日本女子チームが記者見を行いました。

 

 見は、公益財団法人日本バレーボール協会の荒木田裕子強化事業本部長代理と眞鍋政義全日本女子チーム監督の挨拶でスタート。世界トップレベルの6チームが集う本大会に向けて、荒木田強化事業本部長代理は「グラチャンバレー2013は今年の集大成」と位置付け、眞鍋監督は「少なくとも表彰台を目指す」と、それぞれ熱く抱負を語りました。

 

 続いて、全日本女子チームのキャプテン・木村沙織選手より「ここにいるメンバー全員で、25点を相手から先に奪うために、必死になって頑張っていきたい」と大会に向けての意気込みが語られました。また、会見にて同時に発表された今大会のエントリーメンバー14名に名を連ねた、全日本初選出のセッター・永松幸乃選手は「慣れない環境で戸惑うことも多かったが、どんな場面でも攻めのプレーをして、アタッカーを生かせるトスを上げていきたい」と述べました。

 

 また会見で眞鍋監督は「ずっと考えていた新しい戦術を使って、世界と違ったバレーボールを見せる」と、今大会で新戦術にトライすることをほのめかしました。戦術の内容は語られませんでしたが、グラチャンバレー2013での注目ポイントの一つとなることは間違いありません。

 

 会見後、火の鳥NIPPON1時間ほど練習を公開し、レシーブ練習やスパイク練習などで汗を流しました。

 

 なお、今回の会見では、「チャレンジ精神」をデザインで表現したミズノ株式会社製の新ユニフォームも併せてお披露目されました。ユニフォームの正面には「日の丸」をイメージするドットがあしらわれており、また全日本史上初めてとなる、赤を基調としたシューズを着用します。

 

 

 火の鳥NIPPONは、名古屋大(日本ガイシホ)12()にロシア、13()にアメリカ、東京大(東京体育館)15()にタイ、16()にドミニカ共和17()にブラジルと対戦します。日本戦の全試合は、日本テレビ系列で生放送されます。またチケットは、現在各プレイガイドで好評発売中です。火の鳥NIPPONにご声援をお願いします!

 

 

◆眞鍋政義全日本女子監督

2016年のオリンピックを見据えて再スタートした今年の集大成がグラチャンバレー2013。少なくとも表彰台を狙う。キャプテンの木村(沙織選手)は、コミュニケーションがどちらかというと苦手なのだが、チームのことを一番に考えて、若い選手によく話しかけてくれている。(グラチャンバレー2013の見どころは)2年前のワールドカップ2011で表彰台を逃してから、ずっと考えていた新しい戦術を使って、世界と違ったバレーボールを見せる。女子のバレーボールは、一致団結するとすごい力が出るので、団結してやっていきたい」

 

◆キャプテン・木村沙織選手

「高いチームや強いチームに勝つためにはムードやチームワークが一番大事だと思っている。皆の意識もかなり高まってきた。(新戦術については)色々な可能性のあるフォーメーション。大会までに最後の仕上げをしていきたい。チームにしても個人にしても、何か工夫をすることが必要で、今回の新戦術には皆で挑戦をする。相手から点数を奪うことを考えると逆にシンプルなことなのだが、新しい発想で、これまでどのチームもやったことのない戦術になる」

 

◆中道瞳選手

「竹下(佳江)さん(元全日本セッター)の姿を一番近くで見てきたので、全日本というものを新しい選手たちに伝えていく立場でもあると思っている。(「全日本」とは)日の丸を背負う自覚を持ち、各自が考えて自分から動き、結果に繋げていかなければならないチーム。この1ヶ月、それぞれが自分自身を追い込んでやってきた。ロンドンオリンピックを経験した選手が5人いるので、その選手たちが先頭に立っていきたい。(セッターとしては)大会が始まってからも、アタッカーとコミュニケーションを取ってやっていきたい」

 

◆迫田さおり選手

「他の選手よりは経験がある。一生懸命プレーをして、言葉では伝えられなくてもその姿勢や行動で引っ張っていきたい。トスを呼び、打数を増やして決めていくことが自分に求められている」

 

◆長岡望悠選手

「当初は世界の高い壁を感じて心が折れていたが、今は手応えがある。(新戦術については)発想を聞いたときに面白そうだと思った。色々なパターンのバレーボールに挑戦し、世界に通用するかどうかを見極めて、リオデジャネイロオリンピックに向けた第一歩にしていきたい」

 

◆大竹里歩選手

「今年1年やってきたことを、今回の世界一を決めるグラチャンバレー2013のコートで表現できるようにしたい。高さのある攻撃で期待に応えたい」

 


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