王者山口、強敵藤岡の駆け引きを警戒
2013年11月7日
3階級下の藤岡対策として、WBC女子世界ライトミニマム級王者の宮尾綾香(大橋)とのスパーリングをこなすなど、スピードのある相手への対応を磨いてきたという。「藤岡さんは全体のレベルが高く、駆け引きができる選手。パンチをもらわないようにしたい」と警戒を強める。ジムの具志堅用高会長は、「女子の年間最高試合に選ばれるような試合をしてほしい」と大きな期待を寄せた。
また、挑戦する藤岡奈穗子も公開スパーで切れ味のあるパンチを繰り出し、こちらも好調さをうかがわせた。「今回は減量がないけど、調整はいつもと変わらない。ただ、この階級で通用するのか、未知の部分が多いので」と慎重な口ぶりだったが、「勝つだけでなく、試合内容でアピールしたい」と女子ボクシングの魅力を存分に発揮する意気込みを示した。
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