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粟生、ライト級転向「3階級制覇」本気

ミット打ちを行う粟生(撮影・中島郁夫)
ミット打ちを行う粟生(撮影・中島郁夫)

 元世界2階級制覇王者の粟生隆寛(29=帝拳)が世界前哨戦を前に、3階級制覇を目指す意向を示した。10日に東京・両国国技館でエドガー・ロメリ(23=メキシコ)とのノンタイトル10回戦を控え、6日に都内の所属ジムで練習を公開。WBC世界フェザー級、同スーパーフェザー級と2階級で王座を獲得してきた粟生は「今は3階級に目がいっている」とライト級に転向し、再び世界王者になる強い意気込みを口にした。

 昨年10月に王座陥落した後、今年7月、米国でハーディ・パレデス(チリ)に2回KO勝ちして再起戦を飾った。この試合はライト級で戦い「体がしっくりいきましたし、この体重が戦いやすいと感じた」とキッパリ。また今春から元キューバ代表トレーナーのイスマエル・サラス氏の指導を受け「足の運び方やテクニックなどを吸収できている」と新たな刺激も加わり、新階級への挑戦に気持ちが高まったようだ。

 帝拳プロモーションの浜田剛史代表が「世界前哨戦だと思ってください」としたロメリ戦。粟生は「こいつは世界戦をやっていいと言われる試合をしたい」と一発回答を出す自信をみなぎらせた。【藤中栄二】

 [2013年11月7日9時39分 紙面から]

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