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王者・山中 体薄い弱点を発見!ボディー攻め作戦へ

WBC世界バンタム級タイトルマッチ  王者・山中慎介―同級8位アルベルト・ゲバラ (11月10日  東京・両国国技館)

予備検診を受ける山中(手前)とゲバラ
予備検診を受ける山中(手前)とゲバラ
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 予備検診が都内で行われ、王者・山中慎介(31=帝拳)は挑戦者ゲバラと初対面した。弁護士の卵でもあるアルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)の印象に「頭の良さそうな顔をしてました」と冗談めかした。身長で3センチ、リーチで4センチ劣る肉体については「全体的に小さい」と言い、大和心トレーナーも「ちょっと(体が)薄そうに見えた」と印象を口にした。

 その「薄い」ボディーが弱点かもしれない。ゲバラは足を使って動き回るタイプ。山中は「下(ボディー)も狙っていくのは作戦の一つ」とキッパリ。ボディーを重点的に攻撃し、相手の足を止めることができれば、中盤以降のKOチャンスは増す。戦い方は明確になった。減量はリミットまで1・5キロ。昼食におにぎりとスープを食べられるほどで5度目の防衛戦へ向けた調整は順調だ。

[ 2013年11月8日 06:00 ]

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