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若田さん宇宙長期滞在へ “船長”も
11月7日 23時8分

若田さん宇宙長期滞在へ “船長”も
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宇宙飛行士の若田光一さんを乗せて打ち上げられたロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間の7日午後7時27分、高度およそ400キロの軌道を回る国際宇宙ステーションとドッキングしました。
若田さんはその後、宇宙ステーションに移動し、およそ半年間にわたる長期滞在をスタートしました。

若田さんを乗せた「ソユーズ」は、日本時間の7日午後1時14分、中央アジア・カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられました。
打ち上げのおよそ9分後に地球を回る軌道に入ったあと、エンジンの噴射を繰り返して高度400キロの軌道を回る国際宇宙ステーションに向けて上昇を続け、日本時間の午後7時27分、国際宇宙ステーションとドッキングしました。
そして、若田さんら3人の宇宙飛行士は安全を確認したあと、日本時間の午後9時45分ごろ、ハッチを開けて、国際宇宙ステーションに移動し、およそ半年間にわたる長期滞在をスタートしました。
若田さんが国際宇宙ステーションに長期滞在するのは2度目で、後半の2か月間程度は日本人として初めて船長を務めることになっています。
また、滞在中は、高性能カメラを使ったすい星の撮影や、重力がないことが骨に与える影響を調べるメダカを使った実験を行うほか、日本とベトナムが共同開発した超小型衛星の放出などを担当します。

「体が無重力を覚えている」

国際宇宙ステーションに到着した若田さんは地上との交信に臨み「あっという間に着いてほっとしている。これから半年間、訓練の成果を生かして、よい仕事をできるよう努力したい。元の職場に戻ってきたわけですが、体が無重力を覚えているようです」などと話していました。

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