それは世界の業だった (ドロアテ)
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今回はリアスsideです。

相良洋介が入学するまでと事件が起きるまでを簡単にリアス視点で書いてみました。



あなたとの出会い リアス・グレモリー

その日、私の実家から知らせが届いた。それは新入生に関する事柄だった。何故、自分だったのか。今でもわからない。最初は、新しい悪魔でも入学するのかと思ったが、人間だった。家からは、その新入生を見守るように通達がきていた。

学園では、生徒会長でもあり現四大魔王の妹ソーナ・シトリーから声をかけられた。彼女のところにも同じ通達があったみたい。この新入生は何なのか。その疑問に答えてくれる人はいなかった。

初めて見たときは、可愛らしい少年だと思った。ただ、彼の奇行はすぐに目についた。ソーナも苦労しているみたい。先週の修繕費だけで43万5875もいったらしいわ。

確かにあれだけしたらそれぐらいはいくわね。おかげで彼は孤立しているみたい。

今日、朱乃が屋上であの少年と話しているのを見たわ。随分と固い話し方ね。あれでは、どこぞの軍人ね。

小猫がいつもとは違うお菓子を食べていたわ。気になって聞いてみると、あの少年から貰ったみたい。…何気に接触してるのね。

彼が入学してから半年が過ぎたわ。最近は随分とおとなしくなったみたい。朱乃の話では友達ができたみたい。いい傾向なのかしら?

今日から彼も二年ね。気付けばこの一年は彼のことばかりね。話題に尽きない子だったから。裕斗は関係がないらしいけど、朱乃と小猫とはよくいるみたい。結局、彼のことはよくわからないけど、このまま学園生活を送って欲しいわね。

彼の隣にいる子。神器をもってるわね。最近、堕天使がやけに出入りしているし、少し気をつけようかしら。


召喚されてみると少年が倒れてるわ。それにこの反応は堕天使ね。あら?この子。

「へぇ〜、おもしろいわね。いいわ、生かしてあげる。だから、あなたは私のために生きなさい」

兵士の駒(ポーン)でいいかしら?うそ!まさか七ツも消費するなんて。これはいい拾いものをしたかも。

あれからあの時の子。兵藤一誠という新しい私の眷属。大分、苦労しているみたい。悪魔になりたてでは仕方ないことだけど。今はまだ接触はしない。もう少し彼が慣れたら使いをだすつもり。その時は彼も一緒に巻き込んじゃおうかしら。


反応があった。私と眷属は特別なパスで繋がっているから危険があったらわかる。一誠が危ないみたい。私は直ぐに転移した。そこにいたのは…。










あの時彼がいたのは運命だったのだろうか。


彼とのこの出会いは、私にとっていや、私達にとって僥倖だったのだろう。


ただ、彼にとってはどうであろうか。私は自信をもって言うことはできない。


それでも私はこの出会いに感謝している。彼のおかげで私達は皆救われることになったんだから。


ただ、一つ不満があるなら。


そこに、あなたがいなかった。



それだけが今でも私の私達の心に茨の刺のように突き刺さる。



でも、もうあなたを独りにはしない。



それだけがあなたにできることだから。



それしかできない私達を赦して…


むずい。

今のところまだ、ヒロインが完全に決まっていないため、続きが書けないため、こんな形になりました。

じゃんじゃん応募してください!
今のところ主人公のヒロイン候補にソーナたんが参戦!

予備は以下のとおり
イッセー アーシア
主人公 リアス、小猫、ソーナ、椿姫、ジャンヌ、カテレア
木場 なし?ジャンヌ?

といった感じです。

希望があればお願いします。


この小説は読者の皆様方と共に進化する小説です。


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