若田さん:打ち上げ成功に母校九大も拍手
毎日新聞 2013年11月07日 18時38分(最終更新 11月07日 18時48分)
若田光一さんの母校、九州大学伊都キャンパス(福岡市西区)では7日、工学部機械航空工学科の学生や教員ら約200人が食堂に集まり、スクリーンに映し出されたライブ映像で打ち上げの瞬間を見守った。打ち上げが成功すると、会場は大きな拍手で包まれた。
若田さんは1983年に同学部航空工学科(当時)に入学。航空力学を学び、89年に大学院修士課程を修了した。当時研究室の助手だった山崎正秀助教(63)は「議論の輪に彼が入って来ると、場の雰囲気が和み、いつもグループの中心だった」と振り返り、日本人初の船長も「適任だ」と期待を込めた。
ライブ映像を録画しながら見守っていた機械航空工学科1年の柴田弘紀さん(18)は「宇宙に向かう姿は神秘的だった。僕たちの先輩であることが誇らしい」と喜んだ。【金秀蓮】