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「地元の英雄」に歓声 さいたま市民300人

 若田光一さん(50)の出身地、さいたま市では7日、市内のプラネタリウム「宇宙劇場」で、バイコヌール宇宙基地の様子を中継した。「地元の英雄の雄志をみんなで分かち合いたい」と集まった市民ら約300人は、打ち上げの瞬間「おーっ」という歓声を上げ、会場は拍手に包まれた。

 1歳の長女と見届けた新井有里さん(32)は「迫力がすごかった。地元の人間としてとてもうれしい」。若田さんの出身小学校の近くに住んでいるという神田義明さん(71)は「宇宙ステーションの船長で責任は重いが、任務を全うして元気に帰って来てほしい」と笑顔で話した。

 3歳の長男を連れて訪れた村山由紀子さん(40)は「息子はロケットが大好きで、若田さんから夢をもらっている」と期待を膨らませた。

 若田さんは同市出身で、1996年の初飛行では県民栄誉章を、09年には上田清司知事から「彩の国特別功労賞」を贈られている。

[ 2013年11月7日 14:31 ]

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