男子ゴルフの新設大会、HEIWA・PGM選手権(茨城県・美浦GC、賞金総額2億円、優勝4000万円)に参戦する石川遼(22)=カシオ=が開幕前日の6日、インの9ホールをラウンドして本番に備えた。
米ツアーが主戦場の石川にとって国内戦参戦は6月の日本ゴルフツアー選手権以来、今季2戦目。舞台はジュニア時代に何度かラウンド経験があり「回りながら(どんなコースか)思い出していた」という。「米ツアーと同じように、特に何も変えずにやる」と普段着のゴルフを貫く。
今大会後には前年覇者として迎える三井住友VISA太平洋マスターズ(14〜17日)、カシオワールド(28日〜12月1日)に出場予定。「この3試合でどこまでいけるかわからないが、もちろん優勝争いできるように頑張りたいし、ぜひ(最終戦の)日本シリーズに出られるようにしたい」。10月から始まった米ツアーの新シーズンは、3試合終えて最高2位、獲得賞金額は62万2875ドルで7位と上々の出足。日本でも新設試合で初代王者になって存在感を見せる。 (櫛谷和夫)
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