元彼である緒方龍一くんの好きだったところを教えてください。また、彼を好きになったきっかけはなんですか?
必ず終わる恋の先は “別れ”? それとも“愛”?
物事を深く考えるところがすきだった。
近年、その"深く考える"のベクトルがちょっと心配になる方向に行き始めてる感はあるけど。
すきになったきっかけは、最初はやっぱり顔で、顔がどんぴしゃタイプでした。顔も髪型も体型も。
ロマンチスト。運命とか奇蹟とか信じちゃうタイプ。あたしと一緒。よく、想うことが重なってました。例えばあたしがそれを運命だと奇蹟だと思えば、同じタイミングで龍ちゃんもそう感じてたりして、うれしかった。
一方的な話だけど、フィーリングが合ってた。元々じゃなくて、8年弱すきだったから、かもしれないけど。今きっとこう思ってるんだろうな。龍ちゃんはこれを見たらこう感じるだろうな。っていうのが、手に取るようにわかった。だから逆に、あたしがあたしの表現で、10の形で想いを伝えると、それを10の形のまま、そのままで受け取ってくれるのがうれしかった。
すきだから、わかるようになって、すきだから、あたしも同じような感じ方になって、だから、重なってたのかもしれない。
例えば、この空を見て、龍ちゃんはきっと綺麗だと思うんだろう。感動するんだろう。って思う。あたしも感動したい、想いを共有したい、と思う。そういう気持ちで8年弱いたら、その空を見て、あたしもそう感じるようになるんだよね。もしかしたら、そういうことだったのかもしれない。重なってたのは龍ちゃんじゃなくて、あたしの方だったのかも。
* 2010/07/05 *
Risa : http://twtr.jp/user/ryu_risa/status/17725871338 Ryuichi : http://twtr.jp/user/ryu_winds/status/17730014643
自分に嘘がつけない人。自分の内から、思ってもないことを言えない。だから口に出すことばがぜんぶ等身大で、それを感じられるのがうれしかった。よく言えば正直者、でも大人は芸能界の人間は、たぶんそれじゃだめなんだよね。時にはニセモノのことばや顔を作らなきゃいけない。でもそれができない。つまんないと思ったらそれが顔に態度に出る。自分にとってアウェイの場が特別すきじゃない人。
自由な人。かわいく言えば、やんちゃ。周りに甘やかされて生きてきたからかもしれない。周りに愛されて生きてきた、とも言えるけど。立ち振る舞いも自由だし、それを許されて、それでも愛されて、生きてるんだよね。たぶん芸能界には向いてない。圧迫されて生きるのはすきじゃなさそうだし。w-inds.でいる自分ももちろんたいせつだけど、そのとき自分がやりたかったのはバンドでギターかき鳴らす音楽で、だから、事務所と契約してるのにプライベートでバンド活動とかやっちゃう。事務所は黙認。許されて、愛されて、支えられて、自由に生きてる。
でもそれを本人ももう25歳( 来月で26歳 )になって、ちゃんとわかってる。愛されて、支えられて、自分がこうやって自由に生きられてること。だからすごくすごく感謝をする。感謝の気持ちをまっすぐ表現する人。お父さんにも、お母さんにも、自分を愛して、支えてくれる存在すべてに。
ずっと龍ちゃんを見てきてる人ならわかるけど、この人ほんとどうしようもないな。って思う。とてつもなくわかりやすいところとか。よく言えば、ありのままで生きてる。どうしようもなく人間らしい人。その人間らしさがすきでした。
時間が経てば経つほど、外見はもはやどうでもよくて( お世辞にもいいとは言えないほどに残念スタイルになることもよくあったからね‥ )、彼が彼であることがすきでした。緒方龍一として生きてることが。"彼がこうだからすき"じゃなくて、"彼からどの部分が欠けても彼がすき"でした。
今まで生きてきて、唯一、"愛した"人です。
人生でいちばん、もしくは唯一、愛した人になるかもしれない。人生を懸けて愛そうと決めた。考えに考えた末に決めた割には、結局できなくて、手放したけど。でも、その覚悟を決めて愛していたから、その気持ちを棄てるって決めたときは、もう絶対に二度と"今もすき"だとか"今でも、ずっと、一生、愛してる"だとかは言わないって誓った。しんでも言わない。言いたくない。覚悟を決めて愛していたからこそ、中途半端な気持ちで、覚悟もなしで、言いたくなくて。意地なのかもしれないけど。あの頃の自分を自分がいちばん知ってるから、あの頃の自分の為に、愛してるなんてもう絶対に言いたくないし、思いたくない。彼への想いを過去に置いてくる、と決めたのは、他でもない自分だから。
あたしを作ってくれてありがとう。
突然まったく関係ない話だけど、「 梨沙 」って名前をすきになれたのは、この人のおかげなのです。それまでずっとすきじゃなかったんだけど。
あたしの人生でいちばんのしあわせは、緒方龍一と出逢って、緒方龍一を愛せたことかもしれない。
その為に生まれてきたんだよ、って言われても、未だに納得できる。気がする。
どうかしあわせでいてください。
ありがとう。 龍ちゃん。