お客様各位

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

この度、弊社が運営する百貨店のレストランにおいて、メニュー表示と異なった食材を使用し、お客様にご提供、販売していた事実が判明いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
お客様に多大なご迷惑をおかけいたしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
弊社では、お客様の食の安全・安心に係る事々につきましては、細心の注意をはらってまいりましたが、今回の事態を厳粛に受け止め、今後は、さらにお取引先との情報交換を密にし、管理体制の一層の強化に努め、再発防止に取り組んでまいる所存でございます。何卒、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
なお、当該のメニューにつきましては、適正な表記に切り替えて提供させていただいております。



1.経 緯

先般のメニュー表示等に係る報道を受け、弊社において調査を実施した結果、レストランの一部でメニューと異なった食材を使用し、提供・販売していたことが判明いたしました。

2.判明した事実
一部のレストランにおけるメニュー表示において商品名・加工地名・製造に関して実際に使用された食材と相違があることが判明いたしました。
・銀座店 レストラン数3、メニュー数3
・主な内容
「大正海老」と表示している海老に「フラワー海老」を使用。
「自家製バニラアイス」と表示しているアイスに「既成品」を使用。
「宮城 ばくらい」と表示しているが最終加工は「岐阜県」。
※ 詳細につきましては、別表をご参照ください。

3.異なった表記となった原因について
1) 弊社におきましては、レストラン部門担当者が、当該レストランを含めた全店長と定期的にミーティングを行い、安全衛生及び防火対策、サービス、販売促進策など密に連携をとってまいりました。しかしながら、「レストランのメニュー」表記に関しては、原材料までに踏み込んだ確認が十分ではありませんでした。
2) 関連する法規に関する弊社従業員及びお取引先従業員への教育・周知徹底が十分になされておりませんでした。

4.再発防止策について
1) 今後、お取引先のご協力のもと、定期商品調査を年4回実施いたします。内容につきましては、メニュー表示における製造方法・産地・銘柄等を中心にしたトレーサビリティの調査を実施し、原材料にまで踏み込んだ確認をいたします。また、お取引先の調理・仕入れ部門担当者との連携も強化してまいります。
2) 今後、新メニューの発売並びに既存メニューの仕様変更時にも1)と同様に原材料にまで踏み込んだ確認を厳密に行います。
3) 従来から実施をしてまいりました弊社担当者とお取引先従業員による定期的なミーティング時においても、議題に「メニュー表示に関する項目」を常時設定するなど、日頃から問題意識を共有できるようにいたします。
4) 食品衛生法、JAS法、景品表示法など関連する法令に関して、全担当者への周知徹底と意識醸成を図ります。


5.お客様への対応について

お客様には、ご利用状況(レシート・クレジット控え等)を確認させていただいた上、所定の手続きの後、当該店舗にて代金を返金させていただきます。


6.本件に関するお客様対応窓口について

【連絡先】 松屋銀座レストラン 「メニュー表示に関するお客様専用窓口」
電話番号 0120-356-710(フリーダイヤル)
受付時間 午前11時~午後7時


(別表)
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