さて、実際に小説を書いていく段取りを行っていくわけですが…
　実際に書いてみようとすると、小説は、書き出しが一番苦労すると言われていることが良くわかりました(´・ω・｀)
　そもそも、詩や随筆などとは、書き方が全然違うもんなあ…。

　ってことで、その書き出しについて、ちと悩みながらざっと書いてみたんだけれど、…実は、書いていくうちに、このまま書き進めていくと、短編小説としてはちと相応しくない方向に行ってしまうと考え、ちと打ち切りました。
　まあ、文章を考えていたのは、たったの３０分なんだが…ともあれ、どんな文章なのかというのは、ちと試験的に公開してみます。この文章も、また内容についても、応募する短編小説には使わないのであしからず…




　騎士団の訓練場に呼び出されたのはいいが、いざ訪れてみると、人影が全くない。
　今日は、騎士団そのものは休暇だという話は聞いている。だとしても、だ。騎士団がたとえ休日であったとしても、例えば、自主的に訓練に励んでいる新兵がいたり、また従者が馬の散歩をさせていたりする姿があってもいいはずだ。しかし、そうした人の姿は、全くない。僕自身、騎士団に混じり、剣術や体術などの訓練を受けたりしているけれど、ここまで静まりかえっている訓練場は、はじめてだ。
　こうして、僕の事をじろじろと見る人間がいないというのは、かえって戸惑う。そもそも、このように、騎士団に対して、徹底的に人払いをしなければならない事情があるような事なのだろうか。