ジャックと悪魔の国
こんばんは。今回は、お気に入りの操り作品の紹介です。映画、「ジャックと悪魔の国(原題:Jack the Giant Killer)」(1962年制作)です。ストップモーション特撮映像作品として知られていると同時に、MCファンにも有名な作品らしいのですが、Kiryuは全く知りませんでした。以前にルパン16世さんのHP(現在は見られないようです)で紹介されていたのを見て、DVDを購入した次第です。噂に違わず素晴らしい出来で、とても気に入ってしまいました。
イギリスのコーンウォール王国を我が物にしようとする魔術師ペンドラゴンを、勇敢な青年ジャックが阻止しようと戦う物語です。魔術、怪物、妖怪、魔女などが登場するファンタジック・アドベンチャー作品です。

ペンドラゴンが狙ったのはコーンウォールの王女イレーン姫。清楚で麗しい姫君です。ペンドラゴンはモンスターを贈り物に仕込み、イレーン姫誘拐を企みますが、それはジャックの活躍で阻止されます。そこで国王は姫を案じ、姫に庶民の格好をさせて修道院に匿おうと計画します。ですが、その計画はペンドラゴンに筒抜けでした。イレーン姫のお側を世話するコンスタンス婦人が、ペンドラゴンの手先だったからです。

船で修道院に向かうジャックとイレーン姫一行ですが、突然、天空から現れた魔女と化け物たちの攻撃を受けます。そして姫は空飛ぶ馬車に乗せられ、まんまとさらわれてしまいます。その行き先は、はるか彼方のペンドラゴンの島。 一方、ペンドラゴンは国王の前に姿を現し、姫を手にいれたこと、姫を助けたければ国王に一週間以内に退位することを促します。もっとも、その後は姫を女王に即位させるとペンドラゴンは宣言します。自分が王にはならずに・・・

国王は情報が漏れていたことを訝しみ、姫をかくまう計画を知っていた数少ない人物、コンスタンス婦人を疑います。そこで婦人の姿を鏡に映すと、そこには蛇の髪をもったメドゥーサのような魔女の姿が! 婦人は本性を現し、自分がペンドラゴンに知らせたと憎々しげに告白します。しかし国王が鏡を割ると魔女の呪いは解けて婦人は人間の姿に戻り、今までの行為を詫びるのでした。
さて捕らわれたイレーン姫の運命は? ネタバレな後半は「続きを読む」へ
イギリスのコーンウォール王国を我が物にしようとする魔術師ペンドラゴンを、勇敢な青年ジャックが阻止しようと戦う物語です。魔術、怪物、妖怪、魔女などが登場するファンタジック・アドベンチャー作品です。
ペンドラゴンが狙ったのはコーンウォールの王女イレーン姫。清楚で麗しい姫君です。ペンドラゴンはモンスターを贈り物に仕込み、イレーン姫誘拐を企みますが、それはジャックの活躍で阻止されます。そこで国王は姫を案じ、姫に庶民の格好をさせて修道院に匿おうと計画します。ですが、その計画はペンドラゴンに筒抜けでした。イレーン姫のお側を世話するコンスタンス婦人が、ペンドラゴンの手先だったからです。
船で修道院に向かうジャックとイレーン姫一行ですが、突然、天空から現れた魔女と化け物たちの攻撃を受けます。そして姫は空飛ぶ馬車に乗せられ、まんまとさらわれてしまいます。その行き先は、はるか彼方のペンドラゴンの島。 一方、ペンドラゴンは国王の前に姿を現し、姫を手にいれたこと、姫を助けたければ国王に一週間以内に退位することを促します。もっとも、その後は姫を女王に即位させるとペンドラゴンは宣言します。自分が王にはならずに・・・
国王は情報が漏れていたことを訝しみ、姫をかくまう計画を知っていた数少ない人物、コンスタンス婦人を疑います。そこで婦人の姿を鏡に映すと、そこには蛇の髪をもったメドゥーサのような魔女の姿が! 婦人は本性を現し、自分がペンドラゴンに知らせたと憎々しげに告白します。しかし国王が鏡を割ると魔女の呪いは解けて婦人は人間の姿に戻り、今までの行為を詫びるのでした。
さて捕らわれたイレーン姫の運命は? ネタバレな後半は「続きを読む」へ
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怪しげなペンドラゴンの居城。ドクロや魔術の道具が並び、魑魅魍魎がはびこっています。その中で麗しの姫君は、気絶したまま両手を固定されています。

ペンドラゴンは魔術によって、「エジプトの目」と呼ばれる水晶玉のついた杖を召還し、それをイレーン姫の眼前にかざします。「目覚めよ、エジプトの神聖な眼球を見つめよ」、水晶玉から何色もの光が、あたかも灯台のように発せられ、それがイレーン姫を妖しく照らしていきます。魅入られるように、従順に光を見つめる姫。「魔法の炎の中で魂の奥底を清めよ・・・」、ペンドラゴンの声が、脳裏に響いていきます。

そして姫の体を炎のような燐光が包んでいきます。その妖しげな光の中で、姫の容姿が少しずつ変わっていきます・・・

燐光が消えた後に現れたのは、想像を絶する変貌した姿でした。炎を象ったような妖艶なベールに顔を包み、黄色の眼球に猫のような瞳。眉や唇も妖しく誘惑するような派手な化粧に彩られています。もはや清楚でつつましい王女の面影はどこにもありません。魔女イレーンが誕生した瞬間でした。「お前の血を暗黒の幽界の血とゆっくりと混ぜ合わせるのだ」、ペンドラゴンが魔女化をさらに促し、鏡の前にイレーンを連れて行きます。自分の姿を見て、一瞬驚くイレーン。しかし、すぐにうっとりとするような目つきとなり、新しい自分の姿に満足します。
--- そう、ペンドラゴンは魔女化して自分のものとなったイレーンを、コーンウォール王国の女王にしようと企んでいるのです (この魔女化シーンは、コンスタント婦人の魔女判明シーンの前ですが、紹介の都合で、ここにいれました)。

さて、そんなこととは知らず、姫を助けにペンドラゴンの居城に乗り込むジャック。本来ならば、ペンドラゴンの魔術は人間など簡単にあしらえるはずですが、ジャックは妖精(男の妖精です)の力を借りて魔術を無力化します。姫は別の神殿にかくまわれていると聞き出したとジャックはそちらに向かいますが、魔術が効かない理由がペンドラゴンには分かりません。その理由を暴こうと企むのですが、そこに魔女イレーンが現れます。妖艶な笑みを浮かべながら発した言葉は、「手伝うわ、彼は私が魔女だと知らない」。ああ!愛情を抱いていたジャックさえも、魔女となったイレーンにとっては、もはや蔑むべき存在なのです。イレーンは普段着姿に化けて神殿に先回りします。彼女を縛る下男に対して、さも楽しそうに邪な笑みを浮かべ、ジャックが助けにくるのを演技して待ちます。

ジャックは助けたイレーンを連れて自分の船に向かいます。イレーンは、ジャックの前では、けなげに振る舞いますが、目の離すと邪な表情を浮かべて暗躍。飲み物に睡眠薬を入れてジャックに飲ませるなど朝飯前。ただジャックの秘密が妖精ということまでは知ることができましたが、肝心の妖精には逃げられてしまいます。

眠らされたジャックはペンドラゴンの居城に拘束されます。イレーンも縛られて連れてこられます(もちろん演技です)。ペンドラゴンはジャックに妖精の居場所を聞き出そうとしますが、当然ジャックは拒みます。そこでジャックの仲間たちを魔術で次々と動物に変え、ジャックを脅迫します(この一連の行為の最中、イレーンはさも楽しそうな笑みを一瞬浮かべたりします。邪悪な魔女の証です)。そしてペンドラゴンは、次は王女の番だと言いますが、その前に時間をやるといって立ち去り、イレーンからジャックに妖精の居場所を吐かせようとします。すべて策略通りです。心細そうな表情で、ジャックに妖精の居場所を尋ねるイレーン。しかし、ジャックが「本当に知らないんだ」と告白すると・・・

イレーンの表情が一変します。ジャックに向かって蔑むような目線で「あなたってバカだわ。ここで人生の幕を閉じるの? もうあなたに用はない」といった冷酷な言葉を投げかけます。ここにいたってジャックは、鏡の中に移るイレーンのもう一つの姿に気づきます。そう魔女の姿に。

驚くジャック。ただジャックは呪いの解き方を知っているようで「まだ間に合う、鏡を割って呪文を解くんだ!」と叫びます。でも魔女となり、魔女の自分に酔いしれているイレーンに、そんな言葉は届きません。邪悪な笑みを浮かべ、ジャックを嘲笑するだけです。「鏡の中の私を見て・・これが私の真の姿、美しいでしょ」「イギリス全土の女王になれるのよ」、イレーンの楽しそうな独白が続きます。「考えてみて、ワクワクするわ、魔女のイギリス女王よ!」

そして狂喜の高笑い。「かわいそうね、あなたは見られないのね」、魔女の狂笑が続くのでした・・・・ (ただ、この後、動物が逃げ出したことをきっかけに、ジャックは拘束を解き、鏡を割ります。)
清楚な麗しい姫が強制的に魔女化させられる・・・ そして魔女化したら、嬉々として味方を罠にかける企みに荷担する。邪悪で妖艶な笑みを浮かべて・・・・・ イレーン姫の演技が実に素晴らしい作品です。王女と魔女のギャップがすさまじく、操り作品好きの心を捉えて放しません。
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怪しげなペンドラゴンの居城。ドクロや魔術の道具が並び、魑魅魍魎がはびこっています。その中で麗しの姫君は、気絶したまま両手を固定されています。
ペンドラゴンは魔術によって、「エジプトの目」と呼ばれる水晶玉のついた杖を召還し、それをイレーン姫の眼前にかざします。「目覚めよ、エジプトの神聖な眼球を見つめよ」、水晶玉から何色もの光が、あたかも灯台のように発せられ、それがイレーン姫を妖しく照らしていきます。魅入られるように、従順に光を見つめる姫。「魔法の炎の中で魂の奥底を清めよ・・・」、ペンドラゴンの声が、脳裏に響いていきます。
そして姫の体を炎のような燐光が包んでいきます。その妖しげな光の中で、姫の容姿が少しずつ変わっていきます・・・
燐光が消えた後に現れたのは、想像を絶する変貌した姿でした。炎を象ったような妖艶なベールに顔を包み、黄色の眼球に猫のような瞳。眉や唇も妖しく誘惑するような派手な化粧に彩られています。もはや清楚でつつましい王女の面影はどこにもありません。魔女イレーンが誕生した瞬間でした。「お前の血を暗黒の幽界の血とゆっくりと混ぜ合わせるのだ」、ペンドラゴンが魔女化をさらに促し、鏡の前にイレーンを連れて行きます。自分の姿を見て、一瞬驚くイレーン。しかし、すぐにうっとりとするような目つきとなり、新しい自分の姿に満足します。
--- そう、ペンドラゴンは魔女化して自分のものとなったイレーンを、コーンウォール王国の女王にしようと企んでいるのです (この魔女化シーンは、コンスタント婦人の魔女判明シーンの前ですが、紹介の都合で、ここにいれました)。
さて、そんなこととは知らず、姫を助けにペンドラゴンの居城に乗り込むジャック。本来ならば、ペンドラゴンの魔術は人間など簡単にあしらえるはずですが、ジャックは妖精(男の妖精です)の力を借りて魔術を無力化します。姫は別の神殿にかくまわれていると聞き出したとジャックはそちらに向かいますが、魔術が効かない理由がペンドラゴンには分かりません。その理由を暴こうと企むのですが、そこに魔女イレーンが現れます。妖艶な笑みを浮かべながら発した言葉は、「手伝うわ、彼は私が魔女だと知らない」。ああ!愛情を抱いていたジャックさえも、魔女となったイレーンにとっては、もはや蔑むべき存在なのです。イレーンは普段着姿に化けて神殿に先回りします。彼女を縛る下男に対して、さも楽しそうに邪な笑みを浮かべ、ジャックが助けにくるのを演技して待ちます。
ジャックは助けたイレーンを連れて自分の船に向かいます。イレーンは、ジャックの前では、けなげに振る舞いますが、目の離すと邪な表情を浮かべて暗躍。飲み物に睡眠薬を入れてジャックに飲ませるなど朝飯前。ただジャックの秘密が妖精ということまでは知ることができましたが、肝心の妖精には逃げられてしまいます。
眠らされたジャックはペンドラゴンの居城に拘束されます。イレーンも縛られて連れてこられます(もちろん演技です)。ペンドラゴンはジャックに妖精の居場所を聞き出そうとしますが、当然ジャックは拒みます。そこでジャックの仲間たちを魔術で次々と動物に変え、ジャックを脅迫します(この一連の行為の最中、イレーンはさも楽しそうな笑みを一瞬浮かべたりします。邪悪な魔女の証です)。そしてペンドラゴンは、次は王女の番だと言いますが、その前に時間をやるといって立ち去り、イレーンからジャックに妖精の居場所を吐かせようとします。すべて策略通りです。心細そうな表情で、ジャックに妖精の居場所を尋ねるイレーン。しかし、ジャックが「本当に知らないんだ」と告白すると・・・
イレーンの表情が一変します。ジャックに向かって蔑むような目線で「あなたってバカだわ。ここで人生の幕を閉じるの? もうあなたに用はない」といった冷酷な言葉を投げかけます。ここにいたってジャックは、鏡の中に移るイレーンのもう一つの姿に気づきます。そう魔女の姿に。
驚くジャック。ただジャックは呪いの解き方を知っているようで「まだ間に合う、鏡を割って呪文を解くんだ!」と叫びます。でも魔女となり、魔女の自分に酔いしれているイレーンに、そんな言葉は届きません。邪悪な笑みを浮かべ、ジャックを嘲笑するだけです。「鏡の中の私を見て・・これが私の真の姿、美しいでしょ」「イギリス全土の女王になれるのよ」、イレーンの楽しそうな独白が続きます。「考えてみて、ワクワクするわ、魔女のイギリス女王よ!」
そして狂喜の高笑い。「かわいそうね、あなたは見られないのね」、魔女の狂笑が続くのでした・・・・ (ただ、この後、動物が逃げ出したことをきっかけに、ジャックは拘束を解き、鏡を割ります。)
清楚な麗しい姫が強制的に魔女化させられる・・・ そして魔女化したら、嬉々として味方を罠にかける企みに荷担する。邪悪で妖艶な笑みを浮かべて・・・・・ イレーン姫の演技が実に素晴らしい作品です。王女と魔女のギャップがすさまじく、操り作品好きの心を捉えて放しません。
comment
おおっ♪
「ジャックと悪魔の国」、噂には聞いていましたがとても鮮烈なモノでした。
姫の冷徹な仕打ちは「淑女変幻」のサイト名にピッタリではありませんか!
「私ったら何故こんな素敵な事に今まで気付かなかったのかしら?」「もう窮屈な王宮なんて真っ平だわ!」ー更にそんな台詞を加えたくなってきます。 ペンドラゴンによって邪心を植え付けられたのでは無く、彼女の潜在的な欲望(正に魔性)が開放されてしまったと言ったイメージなのでしょう。 姫に暗示を掛けている時の下りからそう感じられましたし、これも催眠術の要諦ですね!
また怪光を凝視していくシーンも「自分を失くさないようにしていても最後は従ってしまう」そして「新しいそして素晴らしい世界に入っていくと信じ込んでしまう」様子がつぶさに描写されていて目を見張りました。
Kiryuさん、逸品を見られる機会を頂きまして有難うございます。
姫の冷徹な仕打ちは「淑女変幻」のサイト名にピッタリではありませんか!
「私ったら何故こんな素敵な事に今まで気付かなかったのかしら?」「もう窮屈な王宮なんて真っ平だわ!」ー更にそんな台詞を加えたくなってきます。 ペンドラゴンによって邪心を植え付けられたのでは無く、彼女の潜在的な欲望(正に魔性)が開放されてしまったと言ったイメージなのでしょう。 姫に暗示を掛けている時の下りからそう感じられましたし、これも催眠術の要諦ですね!
また怪光を凝視していくシーンも「自分を失くさないようにしていても最後は従ってしまう」そして「新しいそして素晴らしい世界に入っていくと信じ込んでしまう」様子がつぶさに描写されていて目を見張りました。
Kiryuさん、逸品を見られる機会を頂きまして有難うございます。
No title
美羅さん。ちょっと不在にしていて返信が遅れ失礼しました。
お褒めの言葉、ありがとうございます。まさに淑女変幻です。古い作品ですけど、操りシーンも、魔女化させられた姫も素晴らしいです。こういう作品が他にもないか、ファンタジーものやヒーローものの洋画はいつも気になってしまいます。ただKiryuのレビューは、かなり主観が入っていますので、是非、DVDの方も見てください。amazonなどで入手出来ると想います。
お褒めの言葉、ありがとうございます。まさに淑女変幻です。古い作品ですけど、操りシーンも、魔女化させられた姫も素晴らしいです。こういう作品が他にもないか、ファンタジーものやヒーローものの洋画はいつも気になってしまいます。ただKiryuのレビューは、かなり主観が入っていますので、是非、DVDの方も見てください。amazonなどで入手出来ると想います。
初めまして
ググってたら懐かしいタイトルがあったので,拝見しました。DVD出てるんですか!?TV放送時,ハリーハウゼン並の(ちょっと言い過ぎ?)特撮と,お姫様の堕ちっぷりに興奮したものです。
RE:はじめまして
はじめまして、悪堕ちキッドさん。
はい、DVD出ています。洋画方面はあまり詳しくないので、この作品を知ったのは数年前なのですが
、姫の堕ちぷりは衝撃的でした。こういう作品がどんどん出てくるといいですよね。
はい、DVD出ています。洋画方面はあまり詳しくないので、この作品を知ったのは数年前なのですが
、姫の堕ちぷりは衝撃的でした。こういう作品がどんどん出てくるといいですよね。
トラウマ映画です
Kiryu さん初めまして。悪堕ちキッドさん同様、ググってこちらにたどり着きました。
「ジャックと悪魔の国」はその昔、TV東京の昼の映画枠で見て衝撃を受けて以来、
大好きな作品です。TV放映は日本語吹き替えで、悪堕ち後の姫の声にもゾクゾク
したものです。この作品が私を悪堕ち美女の暗躍萌え属性にしたと言っても過言
ではありません。
魔物や魔女が姫に化けるパターンはあると思いますが、被害者の姫が悪堕ちして
主人公を自らの意思で嬉々として騙すというのは他にはなかなか無いですよね。
あのイレーン姫のニヤりとした微笑み、タマリマセン。女優さんの演技力の賜ですね。
惜しむらくは魔女化イレーン姫がもう少しエロく、かつ、完全に魔女化していれば
最高なのですが(^^;
睡眠薬入りのお茶を飲ませるためにジャックを甘言で誘いキスまでしていますが、
「ああ、だったら催眠薬を飲ませるんじゃなくて、キスで落とせばいいのに」等々、
妄想することしばしばです。
たとえばイレーンの「私が手伝うわ、彼は私が魔女だとは知らない」という献策に、
ペンドラゴンが彼女に魔力を授け、「それは名案。姫の姿で奴に近づき秘密を探れ。
そして魔性の口づけで奴を落とすのだ」と命令。
ジャックの力の源が妖精であることが分かった後、船の中で彼に背を向け、衣装の
胸元をゆるめ谷間を露わにしてニヤり。ジャックの手を取り胸元に導いたり、可愛く
甘くしなだれかかったりして「ずっと一緒にいて。愛しているわ」と甘い言葉でキスを
ねだる。ジャックはイレーンの媚態に萌え、彼女を抱きしめキス。するとイレーンの
唇から赤い光がジャックに注ぎ込まれ、ジャックはフラフラと目眩を覚え倒れる…とか。
イレーンが妖精を取り逃してしまったのは仕方ないですが、直後は邪魔者はいない
状態なので、ここで正体を明かして元に戻ってしまったのは勿体なさ過ぎです。
檻の動物が逃げてジャックを助けようとしたときもオロオロするだけですし、やはり
魔女としてのイレーンがちょっと力に乏しかったのが敗因かなぁ。って、ペンドラゴン
側が勝ったらおとぎ話的にはバッドエンドですね。
本作はブライアン・シンガー監督でリメイクが予定されているそうです。
元のおとぎ話がベースになる可能性も大きいですが、本作がベースになって新たな
美しくセクシーな悪堕ちイレーン姫が見られることを願っています。
ああ、長くなってしまいました。大変失礼いたしました。
サイトの方、今後も楽しみにしています。
「ジャックと悪魔の国」はその昔、TV東京の昼の映画枠で見て衝撃を受けて以来、
大好きな作品です。TV放映は日本語吹き替えで、悪堕ち後の姫の声にもゾクゾク
したものです。この作品が私を悪堕ち美女の暗躍萌え属性にしたと言っても過言
ではありません。
魔物や魔女が姫に化けるパターンはあると思いますが、被害者の姫が悪堕ちして
主人公を自らの意思で嬉々として騙すというのは他にはなかなか無いですよね。
あのイレーン姫のニヤりとした微笑み、タマリマセン。女優さんの演技力の賜ですね。
惜しむらくは魔女化イレーン姫がもう少しエロく、かつ、完全に魔女化していれば
最高なのですが(^^;
睡眠薬入りのお茶を飲ませるためにジャックを甘言で誘いキスまでしていますが、
「ああ、だったら催眠薬を飲ませるんじゃなくて、キスで落とせばいいのに」等々、
妄想することしばしばです。
たとえばイレーンの「私が手伝うわ、彼は私が魔女だとは知らない」という献策に、
ペンドラゴンが彼女に魔力を授け、「それは名案。姫の姿で奴に近づき秘密を探れ。
そして魔性の口づけで奴を落とすのだ」と命令。
ジャックの力の源が妖精であることが分かった後、船の中で彼に背を向け、衣装の
胸元をゆるめ谷間を露わにしてニヤり。ジャックの手を取り胸元に導いたり、可愛く
甘くしなだれかかったりして「ずっと一緒にいて。愛しているわ」と甘い言葉でキスを
ねだる。ジャックはイレーンの媚態に萌え、彼女を抱きしめキス。するとイレーンの
唇から赤い光がジャックに注ぎ込まれ、ジャックはフラフラと目眩を覚え倒れる…とか。
イレーンが妖精を取り逃してしまったのは仕方ないですが、直後は邪魔者はいない
状態なので、ここで正体を明かして元に戻ってしまったのは勿体なさ過ぎです。
檻の動物が逃げてジャックを助けようとしたときもオロオロするだけですし、やはり
魔女としてのイレーンがちょっと力に乏しかったのが敗因かなぁ。って、ペンドラゴン
側が勝ったらおとぎ話的にはバッドエンドですね。
本作はブライアン・シンガー監督でリメイクが予定されているそうです。
元のおとぎ話がベースになる可能性も大きいですが、本作がベースになって新たな
美しくセクシーな悪堕ちイレーン姫が見られることを願っています。
ああ、長くなってしまいました。大変失礼いたしました。
サイトの方、今後も楽しみにしています。
RE:トラウマ映画です
vokさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
やはり悪堕ち萌えのきっかけ作品には、思い入れが入りますよね。この映画について調べてみると、日本では公開されなかったみたいですね。TVの映画枠(しかもテレビ東京というローカル)で放映されただけということで、まさに幻の作品。その情報がネットで入手出来て、DVDで鑑賞できるようになるとは、いい時代といえるかも知れません。Kiryuは、ネットが無ければこの作品を知ることは無かったでしょう。それにしてもイレーン姫、見事な悪堕ちぶりと思います。嬉々として味方を騙す姿はお見事です。
リメイクされるとのこと、いい情報を頂きました。びっくりしました。期待大です。検索すると、撮影が遅れているようですが、その分、良い作品に仕上げてくれればと思います(もちろん悪堕ち的に良い作品を)。
では、今後ともよろしくお願い致します。
やはり悪堕ち萌えのきっかけ作品には、思い入れが入りますよね。この映画について調べてみると、日本では公開されなかったみたいですね。TVの映画枠(しかもテレビ東京というローカル)で放映されただけということで、まさに幻の作品。その情報がネットで入手出来て、DVDで鑑賞できるようになるとは、いい時代といえるかも知れません。Kiryuは、ネットが無ければこの作品を知ることは無かったでしょう。それにしてもイレーン姫、見事な悪堕ちぶりと思います。嬉々として味方を騙す姿はお見事です。
リメイクされるとのこと、いい情報を頂きました。びっくりしました。期待大です。検索すると、撮影が遅れているようですが、その分、良い作品に仕上げてくれればと思います(もちろん悪堕ち的に良い作品を)。
では、今後ともよろしくお願い致します。
No title
日刊アメーバニュースのハリウッドチャンネルに本作のリメイク記事が掲載されていました。監督は「Ⅹ-メン」シリーズ等でお馴染みのブライアン・シンガー氏が務めるそうです。ただ、主演が確定しないようでそれ以上の詳しい情報は未定との事です。イレーン姫の悪堕ちは是非とも入れて欲しいですし、また入るならば現在の技術でどのように表現されるのかとても楽しみです。
No title
美羅さん、情報ありがとうございます。
リメイクは嬉しいのですが、とにかくイレーンの魔女化があるのかどうかというのが、全世界の悪堕ちファンが固唾を飲んで注目しているところでしょう。それにしても1962年作のこの作品、なかなかどうして最近のCGにも負けないくらいの出来だと思います。今はCGで何でもできるのでしょうが、いろいろと制約のある光学合成(当時は最先端技術でしょうけど)で、知恵を絞って、苦労をして作った作品だと思います。それが魂のこもった映像になっているのだろうなあと思っています。
リメイクは嬉しいのですが、とにかくイレーンの魔女化があるのかどうかというのが、全世界の悪堕ちファンが固唾を飲んで注目しているところでしょう。それにしても1962年作のこの作品、なかなかどうして最近のCGにも負けないくらいの出来だと思います。今はCGで何でもできるのでしょうが、いろいろと制約のある光学合成(当時は最先端技術でしょうけど)で、知恵を絞って、苦労をして作った作品だと思います。それが魂のこもった映像になっているのだろうなあと思っています。