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名張のホテルで不適切表示
近鉄グループの三重県名張市のホテルで、メニューの表示と異なる山芋を使っていたことが分かりました。
これは奈良県や三重県で宿泊施設を運営する近鉄のグループ会社、「近鉄旅館システムズ」が発表したものです。
それによりますと、近鉄旅館システムズが運営する名張市の「青蓮寺レークホテル」で、「式年遷宮記念会席」として提供した料理のうち、「鮪の伊勢芋山かけ」についてことし９月から伊勢芋を使わず、ほかの山芋を使用していたということです。会社側は「在庫がなくなったため」と理由を説明していますが、先月２７日からはメニューの表示を変更したということです。
三重県によりますと、伊勢芋はおもに多気町で栽培されている 粘り気が強いのが特徴で、一般的な山芋と比べて高価だということです。メニューの表示が異なっていた時期にこの料理を食べたのは、予約した８７人で、会社側では
返金に応じるとしています。
近鉄旅館システムズは「お客様にご心配とご迷惑をおかけしたことをお詫びします」とコメントを出しました。
11月06日 20時26分