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 RTL インスペクション・ツール
 
RTL インスペクション・ツールは性能予測機能と論理合成機能から構成されています。尚、これらの機能は全く独立したプログラムです。
性能予測

簡易論理合成技術を適用して、使用する資源(組み合わせ回路規模、フリップ・フロップ数、ラッチ数)、消費電力等を高速に見積もる機能です。

セル・ライブラリーを用いたネットリスト表現も可能です。RTL 設計の初期段階に於いては、概略の実装規模を短時間に知る事が出来るので、高価な論理合成システムの使用コスト削減効果を齎します。
 
論理合成 

性能予測機能と異なり、オーソドックスな RTL 論理合成技術を適用して、ユーザ指定のセル・ライブラリーを用いたネットリストを生成します。

テクノロジー独立論理合成も可能です。その場合には、データフロー記述とジェネリックなメモリー要素のインスタンを用いてネットリストを構成します。構成されたネットリストからユーザ独自のカスタム・マッピングが可能です。
最適化の指針は面積及び遅延です。テクノロジー独立論理合成及びマッピングの過程において、それらのコストが最小となる様に結果を導きます。

遅延を最小にするプロセスは複雑です。最小遅延のネットリストを生成した後に、面積を最小にするプロセスが実行します。そのプロセスは、新たにクリティカル・パスを発生せずに面積を出来るだけ小さくする為のアルゴリズムを適用します。




Verilog RTL よりの論理合成は極めて高速に行われます。しかも、Windows 環境で快適に使用する事が出来ます。省メモリー機構の論理合成ツールは、エンジニアのノートブック PC でも大規模 RTL の合成を可能にします。高価な論理合成システムの使用コスト低減の一助になる事は確実です。
 
 
補助機能

文書生成ツール
を使用する事により、好みのブラウザーで合成結果と RTL コードの照合を効率良く進める事が出来ます。
 
     





 
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