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八王子事件で男が上告断念 身柄を日本へ11月7日 7時26分
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18年前、東京・八王子市のスーパーで女子高校生など3人が拳銃で撃たれて殺害された事件で、警視庁が実行犯を知っている可能性があるとしているカナダ在住の中国人の男が、日本への引き渡しを認めた現地の裁判所の決定に対し上告を断念することが弁護士への取材で分かりました。
警視庁は今後、男の身柄を日本に移送し、八王子の事件について事情を聴くものとみられます。
平成7年7月に東京・八王子市のスーパーで女子高校生など3人が拳銃で撃たれて殺害された事件で、警視庁は、旅券法違反の疑いで逮捕状が出ているカナダ在住の中国人の男が実行犯を知っている可能性があるとみて、カナダ政府に身柄の引き渡しを求めています。
日本とカナダの間には犯罪人引き渡し条約がないため、現地の裁判所で引き渡しを認めるかどうか審理が行われていましたが、1審、2審とも引き渡しを認める決定をし、男は上告するかどうか検討していました。
その結果、日本からカナダ側に対し、男を旅券法違反以外の罪には問わないことを確約するという連絡があったことなどから、上告を断念する意向であることが弁護士への取材で分かりました。
これを受けて警視庁は今後、男の身柄を日本に移して旅券法違反の疑いで逮捕し、八王子の事件についても事情を聴くものとみられます。
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