東北電力は6日、来年6月に運転開始から30年を迎える女川原発1号機(宮城県)の稼働期間を10年延ばすため、長期保守管理方針を策定し、保安規定の変更を原子力規制委員会に申請した。 技術的な検討や点検で、東日本大震災以降の冷温停止状態を保つのに必要な約900の機器に異常はなく、通常の定期検査で健全性を確保できると判断。経年劣化による事故を防ぐ保守管理方針には、熱交換器の金属の厚みを測定することや、腐食を想定し機器や建物の点検を強化するなど計5項目を盛り込んだ。
2013年11月06日水曜日
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