2013年11月6日09時42分
経済産業省は、米アラスカ州で、「燃える氷」と呼ばれる「メタンハイドレート」からメタンガスを1~3カ月間取り出す試験に乗り出す。米政府の協力も得て、2015年度ごろまでに陸上の永久凍土層に埋まったメタンハイドレートから取り出すことを目指す。
経産省は3月、愛知県渥美半島沖で海底のメタンハイドレートからメタンガスを取り出すのに成功したが、6日間しかとれなかった。商業化に向けては長期間連続で取り出す技術が必要になる。アラスカでの試験で、長期間取り出し続けた場合の課題などを探る。
メタンハイドレートは、メタンと水が結びついて結晶化したもの。シベリアやアラスカの永久凍土層や水深500メートルより深い海底に、シャーベット状で存在している。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!