ロングティーで安芸ドーム(向こう側)直撃弾を放った藤浪(撮影・森田達也)【拡大】
阪神秋季キャンプ(6日、安芸)阪神・藤浪晋太郎投手(19)が、驚弾を披露した。サブグラウンドで行われたロングティーでは、安芸ドームの屋根を直撃するアーチを4発も放った。ノックバットを使用しながらも高さ約40メートルの防球ネットを越えた推定140メートル弾。
「狙っていました。楽しいです」と笑顔を見せた。そのパワーにはプロ初本塁打への期待がかかる。
「(プロ野球は)飛距離選手権でもナイスボール選手権でもないので、本塁打どうこうよりも、ヒットを打った方がいい」と話すものの、自らを助けるためにも、アーチは打てるにこしたことはない。「打てる努力をこれからもしたい」。2年目を迎える来季へ向けて打撃面でも進化を見せる。
(紙面から)