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できごと
首都直下発生、JR指令所壊滅… 新幹線制御など訓練 大阪第2指令所
2013.11.6 12:04
JR東海と西日本、九州の3社は6日、東海道・山陽新幹線の運行管理をしている総合指令所(東京)が大地震などの大規模災害で使用不能に陥った事態を想定し、大阪市内にある第2総合指令所に運行管理機能を切り替えて実際に列車を制御する訓練を実施した。
訓練には延べ228人の指令員が参加。列車の動きが表示される長さ21・8メートルの制御盤を指差して列車の位置や信号を確認したり、細かい線が網の目のように並んだダイヤグラムを凝視しながら、運転士や車掌と連絡を取り合うなどした。
第2総合指令所は阪神大震災を契機に、東京の総合指令所を補完する施設として平成11年に開設。普段は無人だが、東京の総合指令所が被災しても新幹線の運行制御がすぐにできるよう、電源は常に入れたままになっているという。
JR東海の山内勝也輸送指令長(50)は「東京から鹿児島中央までレールは1本でつながっている。3社共通の危機管理意識をもっている」と話した。
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