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パリで世界的シェフが「和食」の食材PR
11月7日 11時43分

ユネスコの無形文化遺産に「和食」の食文化が登録される見通しとなるなか、日本の食材の魅力を知ってもらおうという催しがフランスのパリで開かれ、日本とフランスの料理人がさまざまな素材を組み合わせた料理を披露しました。

この催しは、日本の食材を取り入れている著名なフランス人シェフ、アラン・デュカスさんが6日開いたもので、日本人の料理人とフランス人のシェフ合わせて9人が参加しました。
シェフたちは、和牛をはじめ、みょうがやわさびといった日本の野菜など、およそ50種類の素材をふんだんに使った料理を地元の料理関係者や記者に披露しました。
中には、クリーム状にしたレタスにかずのこを添えた前菜や、わさびと生クリームを混ぜ合わせたデザートなど、独創的な組み合わせも見られました。
試食した人は、「日本料理とフランス料理の要素がうまく溶けあっていておいしいです」と感想を述べていました。
フランスでは、だしのうまみを取り入れるシェフが増えるなど和食の人気が広がっていて、主催したデュカスさんは、「和食は極めて繊細で、フランス料理にも生かせる点がたくさんある」と述べ、その人気の秘密を語っていました。
「和食」の食文化は、来月、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しで、世界的にさらに注目を集めそうです。

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