じょうばん法律事務所　弁護士のブログです。

前回はここまで。
７７００万もくれるというので、その用途について許可を得ようとしたところで終わりでした。

これに対する返信はこちら↓



「もちろんいい」と許可をいただきました。
コンビニでハーゲンダッツを買ってもいいらしいです。







いやさ、ミリオンのときも思ったんですけど「ゲストさん」とかにしないで、もうちょっと凝った方がいいと思いますよ。




７７００万が「無償」ってわざわ強調する意味が分からない。
くれるって言ってるんだから、そりゃ無償でしょ。
７７００万あげときながら、後から倍にして返せとか言われると思ってるんでしょうか。
こちらは７７００万を受け取れると信じて全く疑っていません。



「７７００万」というままで単位がついていないので、また確認します。
ジンバブエドルではない、という回答は得られませんでしたが…。

生年月日も聞かれているので答えます。
未成年はダメだっていうことなので、高齢の方が良いのでしょう。
ここは思い切って１００歳越えということで回答してみます。
老人らしい語尾にして、ウソだとばれないようにしています。
我ながら完璧な演技です。

完璧なのに、７７００万の贈与は急展開をみせます。
続きは次回の更新に引っ張らせていただきます。

ニュース記事はこちら

振り込め詐欺の被害者のうち約４割が手口を知らなかったことがわかったという記事です。

銀行やらコンビニ、駅など多くのところで警戒を呼びかけられているのですが、
まだまだ知れ渡っていないということになるのでしょう。
正直なところ、結構熱心に広報はなされているので、それでも認知度が低いということは、
被害根絶はかなり厳しいように思います。

この記事で注目したいのは、
約６割は「手口を知っていたのに騙された」ということです。
手口を知っていれば騙されるわけがない、というのも１つの考え方として正しいと思います。

となると、「騙されたことが恥ずかしくて、せめて手口を知っていたことにしたい。」
という心情が少なからず働いてアンケートに答えているような気もします。
あくまで想像で考えすぎだと思いますけど、詐欺被害者は騙されたことを恥ずかしく思い、
外に相談できないという傾向を強く感じるので、このように思わなくはないという感じです。

何といきなりこんなメールが。

緑色の吹き出しが、私からの送信メールです。



なんかもうお待たせしてしまっているみたいなので、慌てて二時間後に返信しました。

すると・・・


あー、もう自宅にいるのね。よかった外で待たせてなくて。
と思いながら先を読み続けていくと、７７００万をくれるというこれ以上ないくらい唐突な内容。
もうちっと何か間にはさめないのか。





はぁ、要するに口座番号を教えてくれれば７７００万すぐくれると。

こんないい話は滅多にないのですが、滅多になさすぎて怖いので、確認させてもらいます。








説明は最初に行っているって、いきなり７７００万円あげるとか言っておきながら何て奴だ。
利益がどうこうってのも意味がわかるようなわからないような。
でも７７００万円を、なんでまた自分にくれるのかってところがわからないですね…。



不安なので７７００万円で買う物の許可をもらおうと思います。

さて、これらを買うために７７００万円を使うことの許可は出るのか、
そして７７００万円をもらうことはできたのか、予測不可能な展開をお楽しみに！

先週１２日（土）の話をいまさらアップします…。

東京拘置所の矯正展という催事に行ってきました。




仕事で何度か行ったことがある東京拘置所ですが、この日は雰囲気が全然違います。



人を入れないように撮っているのでわかりにくいですが、かなりの混雑です。







受刑者が作業で作った物を売られています。
全国の刑務所から出店されているので、出店数はかなり多かったですよ。

刑務所のものを再現しているのかはわかりませんでしたが、プリズン弁当なるものも出品されていましたが、
私が着く頃には完売していました。

ここで使ったお金は犯罪被害者救済にあてられるということなので、
少しお金を落としていこうと、いくつか買い物をしました。



くまのイスと汽車のおもちゃです。
しっかりと木が使われていて頑丈ですし、デザインもかなりかわいい。
ちなみにどちらも少年刑務所で作られた物のようです。
値段は普通にお店で買ったときの半分～３分の１くらいなんじゃないかと。

先月２４日、テレビ朝日の番組（スーパーＪチャンネル）に出演しました。

当事務所が扱う案件が取り上げられたものです。

こういったケースが多いわけではありませんが、
依頼者の方にはテレビで放送されることについて説明をし、納得していただいた上で出演していただきます。
もちろん、顔を写さなかったり声を変えるなどの措置もとっていただけます。

私は、テレビに出るなんてのは初めてのことなので、すごく緊張するかと思いきや案外すんなりでした。

出演したときの様子については、また改めてアップしようと思います。