20XX年、消費税増税による景気の冷え込み、TPPによる移民の流入、解雇規制緩和による賃金の低下により日本は凄まじいデフレに苦しんでいた。高まる失業率は行き場のない若者たちを生みだした。マイナンバーによって管理された下層階級の若者の情報は軍に迅速に渡され、軍によってリクルートされていった。
そうして集められた兵士達はアメリカの番犬として、日本の国益ではなく、多国籍企業の利益の為に戦争に駆り出されていった。また、秘密保護法によって、日本は完全な情報統制社会になった。政府に逆らうものは理由も分からぬまま逮捕されていった。政府は「特定秘密」の一点張りで、これは国民に対して強烈なプレッシャーを与えた為、最早政府に歯向かう気力さえうばわれた。また、投票率は20%を切る勢いだ。何故なら投票したところで国会議員の出す法案はISD条項で潰されるのが分かっているからだ。
また、混合診療の解禁で社会保障費は削られる一方のため、病人や老人は家庭の大きな負担になった。しかし、憲法で家族はお互いに助け合わなくてはならないと規定されているため自分達で何とかするしかない。それもこれも自己責任。
ダダダダダーン
ポン吉「政権打倒!自由を我等に!」
ダダダーン
ポン吉「グヘェッ。」
正規軍1「死んだニダね。」
正規軍2「全く反乱軍にも困ったものアル」
正規軍1「また、原住民ニダか?」
正規軍2「公用語の英語が喋れなかったから原住民アルよ。」
正規軍1「全く、日本は日本人だけのものじゃないニダよ。」
正規軍2「そうそうそ、世界にどこまでも広々とオープンに繋がる国にしたいアルね。」
二人「カッカッカッカッカッ」
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