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インフル、静岡や岐阜一部地域で流行の兆し- 東京や千葉などで学級閉鎖も
インフルエンザが静岡県や岐阜県の一部地域で流行の兆しを見せている。国立感染症研究所感染症疫学センターがまとめた10月21−27日の週の患者報告数は前週の3倍に増加。東京都や大阪府などの都市部でも学級閉鎖が出た。本格的な流行シーズンを前に、患者が増加傾向の自治体では、手洗いやマスクの着用といった予防策の徹底を求めている。【新井哉】
全国約5000か所の定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数は、10月21−27日の週の全国平均が1医療機関当たり0.06人。前週比で3倍となった。特に岐阜県の報告数は前週比5倍超の0.28人を記録。同県の中濃保健所管内では、全国的な流行入りの指標となる1.0人を大幅に上回る2.38人となった。
9月にインフルエンザで学級閉鎖の小学校が出た静岡県の報告数は、前週に比べ倍増。中でも富士保健所管内は前週比3.5倍の1.67人を記録し、流行入りの指標を超えた。
一方、集団感染による学級閉鎖も相次いでいる。10月23日以降、東京都や大阪府、佐賀県の小学校、千葉県の幼稚園で今シーズン初の学級閉鎖となった。佐賀大附属小学校でクラスの半数近くがインフルエンザに罹患して学級閉鎖となった佐賀県は、「今後、学校や社会福祉施設などにおける集団発生が危惧される」と指摘。手洗いの徹底といった予防策や、体温測定などの健康観察、医療機関への早期受診などを呼び掛けている。
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( 2013年11月05日 13:16 )
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全 1 件のコメント 1 - 1 件
山さん さん - 2013年11月06日 11:03
インフルエンザ・ウイルスのタイプを記載してほしい。
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