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ウェンディーズ社長の笠氏をスカウト

リヴァンプは、バーガーキングを日本で展開するための強いチームを結成する。

「強いチームをつくるためには、プロフェッショナルの集団を引っ張っていく強いリーダーが必要です」(玉塚氏)。そのリーダーとして白羽の矢を立てたのが笠眞一氏だ。笠氏は日本マクドナルドの営業責任者を経て、日本ウェンディーズの社長に就任した外食産業のエキスパートである。

バーガーキングの1号店にはロッテリアの店舗を選んだ。しかしバーガーキングの日本市場での展開とロッテリアの経営再建は、それぞれ別個に行っていくという。「何もないこところから出店するのはかなりたいへんなんです。今回はスピードをもって展開したいと思いましたので、ロッテリアの店舗を転用しました。しかし今後は、年末にかけて新規の出店を進めていきます」(玉塚氏)

今後、3年間で50店舗を出店するという。果たしてバーガーキングの再上陸は成功するのか、注目したい。

松崎 隆司(まつざき・たかし)

経済ジャーナリスト

中央大学法学部を卒業後、経済誌の出版社に入社。経済誌の記者やM&A専門誌の編集長などを経て1999年独立。経営論から人事、M&Aなど経済全般について取材を進めている。

主な著書
「会社破綻の現場」(講談社)
「闘う経営者」(実業之日本社)
「商売のしくみとしきたり」(日本実業出版社)
「教養として知っておきたい『昭和』の名経営者」(三笠書房)

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