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露店の出店料3億円が使途不明 兵庫11月6日 12時20分
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祭りなどの露店の出店を取り仕切っていた兵庫県の組合が去年1年間に各露店から集めた出店料のうち、およそ3億円が使途不明になっていることが分かり、警察は、一部が暴力団の資金源になっていたとみて金の流れを調べています。
使途不明金が明らかになったのは、西宮神社の「十日えびす」など、兵庫県内の祭りやイベントの多くで露店の出店を取り仕切っていた兵庫県神農商業協同組合です。
組合は、露店から集めた金を暴力団に払い続けていたことが発覚し、ことし8月に解散しましたが、警察が関係者から聞き取りを行うなどして金の流れを調べたところ、去年1年間に露店から集めた出店料のうち、およそ3億円が使途不明になっていることが分かったということです。
組合に帳簿などは無く、露店の複数の関係者は「金は暴力団に流れている」と話しているということです。警察は、使途不明金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて金の流れを調べています。
また、今月中に西宮神社など県内の2つの神社で、警察をメンバーに加えた全国でも珍しい協議会を作り、暴力団に金が流れないよう監視することにしています。
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