古くは96年から…三越伊勢丹でも“誤表示”52品(11/06 17:49)

 大手百貨店の三越伊勢丹でも誤表示の問題が発覚しました。6日午後に三越伊勢丹ホールディングスが会見し、三越と伊勢丹に入るレストランでメニュー表示と異なる食材を使用していたと発表しました。

 三越伊勢丹ホールディングス・赤松憲取締役常務:「深くおわびを申し上げる次第です。本当に申し訳ございませんでした」
 メニュー表示と異なる食材を使用していたのは、東京の日本橋三越本店や新宿伊勢丹など百貨店8店舗と関連施設1店舗に入る14のレストランです。誤表示をしていたメニュー数は52に上り、「芝エビ」と表示して実際は「バナメイエビ」を使用していたほか、「宮崎県産」と表示して「岩手県産」の豚を使用するなどしていました。提供された数は約22万1000食で、古いものでは1996年から続いていたものもあります。三越伊勢丹ホールディングスは、誤表示の原因について「レストランの運営については取引先を信頼し、メニューの表記について原材料にまで踏み込んだ確認が不十分だった」としています。当該メニューは、すでに販売を中止したほか、正しい表記に直して販売を継続しています。

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