【ロンドン=欧州総局】5日のロンドン株式相場は反落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ16.78ポイント安の6746.84で引けた。構成銘柄の6割超が下落した。
銀行株が全面安。バークレイズの下げが目立った。規制当局による一部銀行の調査などが懸念材料となった。
リーガル・アンド・ゼネラル(L&G)など保険株も軒並み下落した。RSAインシュアランス・グループは6%超の下落。10月の欧州悪天候による影響で、通年の自己資本利益率が10%を下回るとの見通しを示したことが響いた。
石油株も下がった。
住宅建設のパーシモンと航空のイージージェットも安くなった。
半面、アントファガスタなど鉱業株は上昇。中国経済データの改善を受けて、同国景気回復による需要増が期待された。
小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)は4%超上がった。
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