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嵐などサイン偽造、ネット競売…被害3千件超か

読売新聞 11月6日(水)14時46分配信

 人気アイドルグループの偽造サイン入りグッズをネットオークションに出品、落札者から現金をだまし取ったとして、千葉県警は6日、いずれも大分県日田市在住で、私立高校臨時職員小田康策容疑者(51)と元妻(40)、事件当時19歳だった元妻の長女(20)の3人を詐欺容疑で逮捕した。

 県警は、被害は全国で約3300件に上るとみている。

 発表によると、3人は昨年9月〜今年2月、ジャニーズ事務所所属の人気アイドルグループ「嵐」のメンバー全員のサインを偽造した色紙など9点を、インターネットのオークションサイトに出品し、落札した神奈川県の20歳代女性から計8340円をだまし取った疑い。

 県警は5月、3人の自宅などを捜索。長女名義の口座には昨年6月〜今年3月に約3300件、計約670万円の入金があり、このうち送料を差し引いた約370万円が利益になっていたという。「嵐」のほか同事務所の「Hey!Say!JUMP」など少なくとも計8グループの偽造サイン入りグッズ約3700点を出品したとみられる。3人は「サインはネット上の画像を参考に書いた。他にもAKB48やスポーツ選手、アナウンサーの偽造サイン入りグッズも出品した」と供述しているという。10〜40歳代が購入していたとみられる。

最終更新:11月6日(水)14時46分

読売新聞

 
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