背番号「9」継承の広島・丸に日本記録奪還指令
2013年11月06日 16時00分
今季、広島の主に1番打者を務め、盗塁王を獲得した丸佳浩外野手(24)が「63」から「9」への背番号変更で気合を入れ直している。尊敬する緒方野手総合コーチが現役時代につけ、その後は球団預かりとなっていた「9」の継承だけに「うれしい半面、やらなくちゃいけないと気が引き締まる思い。また違った色を出していければいい」。緒方コーチも「カープの『9』といえば、丸といわれるくらいになってほしい。本人には『成績が出なかったら取り上げる』と伝えている」という。
そんな丸に周囲は「日本記録の抜き返し」も期待している。緒方コーチは現役時代の1999年にシーズン先頭打者本塁打8本の日本記録をマークしたが、2007年に巨人・高橋由が9本を打って記録更新。宿敵巨人の選手に塗り替えられたとあってチーム関係者は「丸は『9』をつけるからには緒方さんを超えてもらわないといけない。先頭打者ホームランの記録を奪い返してほしい。丸も緒方さんのように一発を打つ力はあるはず」というのだ。
小久保ジャパンの台湾強化試合(8~10日、台北)メンバーにも選出され、そこでも背番号「9」をつける丸。今季は14発で初の2桁本塁打を記録したが、先頭打者アーチは1本だけ。来季はさらなる長打力が求められそうだ。
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