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黒石「まちかど博物館」に10カ所
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鳴海市長(左)から認定証を受ける関係者 |
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黒石市は本年度から、観光客らがゆったりと街歩きを楽しめるよう、黒石ならではの文化や雰囲気を体感できる中心街の施設などを「小さなまちかど博物館」として認定する。初年度分として28日、市内の老舗造り酒屋など10カ所に認定証を交付した。近くマップを作製し、街歩きツアーも行う。
中心街活性化に取り組む商店街関係者や市民でつくる「横町十文字まちそだて会」(村上陽心会長)が候補として挙げた26カ所の中から、学識経験者らでつくる選定委員会による協議などを経て、「達人」など5分野で計10カ所を選定した。
市役所で開いた認定式で、選定委員会の村上豊継委員長は「市街地活性化の起爆剤になると期待している」とあいさつ。鳴海広道市長は「ほかの市町村にはないたくさんの大きな宝物を、まちの活性化と観光に結び付けよう」と呼び掛けた。
認定されたのは次の通り。(かっこ内は博物館名と館長)
◇ものづくり▽鳴海醸造店(文四郎酒蔵館、鳴海文四郎さん)
◇なりわい▽津軽こみせ駅(小見泉こみせ駅、中田純禎さん)▽高橋家住宅(国文化財高橋家、高橋幸江さん)▽寺山餅店(餅の伝承館、寺山正幸さん)
◇達人▽Kボッコ(ボッコ靴工房、工藤勤さん)▽ノーブル(アンティークおしゃれ館、野戸谷早希子さん)
◇歴史的資料▽黒石ゆかりの作曲家私設資料館(昭和歌謡博物館、村上信吾さん)
◇建物および景観▽保福寺参道(三十三観音めぐり、山口龍堂さん)▽第三分団第三消防部屯所(火の見やぐら館、伊原勇人さん)▽西谷家住宅(こみせ美術館、西谷せつさん)
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