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2013年10月29日(火) 東奥日報 ニュース



■ 個性派青森リンゴ パリで紹介へ

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紅の夢(上)、大紅栄(左下)、千雪をパリのイベントに提供する山野代表取締役
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 弘前市のリンゴ卸売業・山野りんご(山野豊代表取締役)は、世界的料理家アラン・デュカス氏が企画し11月6日に農林水産省がフランス・パリで主催する日本の食文化PRイベントに、県産リンゴの千雪(ちゆき)、大紅栄、紅(くれない)の夢の3品種を出品する。山野代表取締役は「さまざまな特徴を持つ県産リンゴも、クールジャパン(海外で評価されている日本的な文化)であることを伝えたい」と意気込んでいる。

 県が育種した千雪は切り口が変色しにくいため、変色を抑えるための酸化防止剤(ビタミンC)が不要。弘前市の農家工藤清一さんが育種した大紅栄は真っ赤な大玉で海外でも大人気。弘前大学が育種した紅の夢は果肉が赤く生食でも良食味で、3品種とも本県関係者の知恵と努力が生んだ個性派だ。

 山野りんごは昨年5月、リンゴに熱を加えず加圧だけで抽出したシロップを東京国際フォーラムのイベントに出品。これがデュカス氏プロデュースのレストラン「ブノワ東京」スタッフの目に留まり、今回のパリでのイベントへの参加を要請されていた。山野代表取締役は「今や『ふじ』は世界中で作られているので、本県ならではの品種を提供したかった」と話す。

 食文化PRイベントでは、県産リンゴなど日本各地の食材と日本酒、佐賀県の有田焼などが集められ、日仏の一流シェフが腕を振るう。マスコミ、レストラン関係者、セレブリティーら約100人がもてなしを受ける予定。

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