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「子牛じゃありません…」 黒白ヤギに目も白黒 宮城・蔵王
| 「まるで牛みたい」。体が黒白模様で人気を集めているヤギ |
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宮城県蔵王町遠刈田温泉の観光牧場「蔵王ハートランド」で乳牛ホルスタイン種のような黒白まだら模様のヤギが飼育され、来場者の目を楽しませている。
「おっ、子牛だ」。近寄ると「メ〜ェ〜」と鳴くものだから、誰もが目を白黒させる。仙台市から校外学習で訪れた木町通小4年の平塚日菜さん(9)は「へんてこでかわいい」と体をなでなで。ほかのみんなも写真を撮るなど大喜びだ。
宮城県畜産課によると、黒、茶、灰、白のぶち模様のヤギはいることはいるが、体の一部にとどまらずホルスタイン種のように全体に及ぶのは珍しいという。
ヤギは体長1メートルほどの雌。鹿児島県原産のトカラ種で昨年4月に伊達市の畜産農家から観光用として譲り受けた。親ヤギがどういう模様だったかは分からず、年齢は3〜4歳と推測される。現在、腹が膨らみ妊娠中だ。
人気者誕生について、施設のマネジャー笠原新一さん(54)は「草をムシャムシャ食べる姿が愛らしい。性格は穏やかで、目を細めて笑ってるでしょ。誰かいい名前を付けてください」と笑顔を見せる。施設は12月〜翌年3月まで冬季閉鎖となる。
2013年10月26日土曜日
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