楽天は創設9年目にして初の日本一に輝いた。日本シリーズを見てファンになった方は岡島豪郎(24)、島内宏明(23)の同級生外野手コンビの名前を覚えておいた方がいいだろう。この2人、あの星野監督も認めた逸材なのだ。今回は日本一の記念として、東スポイチ押しの若鷲戦士の対談をお送りする。
――入団2年目で日本一
島内:ビールかけ最高だった!
岡島:最高だったね。俺は必死にやっていたら、ここまであっという間。
島内:今年はいろいろ経験させてもらった。ケガはしたくないと言っていたけど…。
岡島:「おい、何やってんだよ!」って感じだったよ。キャンプ前に「一緒に頑張ろう」という話をしていたから。
島内:シリーズで戻ってこれてよかった。
岡島:やっぱり島内はムードメーカー。いてくれると、めちゃくちゃやりやすい。イジられ役の負担が減るし(笑い)。
――今年の重大な出来事
岡島:今年は(松井)稼頭央さんといっぱいご飯に行けたのが自分にとって大きかった。「ミスしても取り返すチャンスがあるスポーツだから」とか、いろんな言葉に救われた。
島内:僕も。オカジと僕と3人で飯行ったときも、僕のためオカジのために、わざわざ立って「俺はこうした方がいいと思うけどな」ってアドバイスしてもらって。
――ほかには?
島内:野球では僕が9番を打って、1番のオカジに結構迷惑かけた。バント失敗してヒット打って一、二塁みたいな場面でまわして。
岡島:気持ち的には一死二塁で絶対打ってやるって準備してるのに。おまえ、失敗して2ストライクになってヒット打って、平気な顔して一塁いるんだもん。
島内:あのときは監督の顔見れないんだよね。あきれてるもん。「もう、ええて」って。ベンチに帰りたくないからヒット打つしかないじゃん。
<次のページへ>
一宮競輪開場63周年記念(GⅢ・毛織王冠争奪戦)は29日、決勝が行われ、関東3番手にいた長塚智広が、猛然と迫ってきた浅井康太に伸び勝って優勝を手にした。